銀座の田んぼで七夕イベント-流しそうめん、無農薬米の試食販売も

夏の風物詩「流しそうめん」を楽しんむ浴衣姿の子どもたち

夏の風物詩「流しそうめん」を楽しんむ浴衣姿の子どもたち

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 5月に完成した「銀座の田んぼ」(中央区銀座1)で7月7日夕方、七夕会「音楽を聞きながら夕涼み会」が開催され、近隣の住人や地元の子どもたちが浴衣姿で集まった。主催は銀座農園(銀座1)。

関連画像(銀座の街にやさしく鳴り響く笛の音色)

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 会場には七夕にちなみ願いごとをつるしたササのほか、通称「山親爺」こと平野和さんが手がけた千葉県香取市産の5メートルを越える天然竹を用いた流しそうめん台を配置。流しそうめんに懸命の手を伸ばす子どもたちなどの姿が見られた。

 その後、沖縄の笛演奏家の玉城さんによるミニコンサートがスタート。「もののけ姫」や沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」など沖縄産の竹で製作された横笛の音色が銀座の夕暮れ時にやさしく鳴り響き、参加者や道行く人も足を止め聴き入った。

 銀座の田んぼ脇に設けられたスペースでは、参加を呼びかけた全国の米農家100人が中心となり自慢の米や農作物を試食販売する物産市をこれまでにも行なってきた。同日も、あずみ野エコファーム(長野県大町市)が無農薬米「ミント米」の試食販売を行なったほか、無農薬米で作られた米粉パンなども紹介された。

 同所の運営を手がける銀座農園の飯村一樹社長は「海外から輸入された小麦粉の中には農薬だらけのものもある。一度味わっていただき無農薬米のおいしさを感じてほしい」と話す。

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