築地本願寺(中央区築地3)で8月3日から恒例「納涼盆踊り大会」が始まり、同6日には夏の夜空に光り輝く満月の下、盆踊りの盛り上がりはピークをみせた。
盆踊りが始まると、境内中央に設置されたやぐらの回りには築地町内の子どもから老人や、近隣で働くサラリーマンやOLなどでできた何重もの輪が出現。「大江戸助六太鼓」による生の太鼓演奏とともに躍りが始まると、参加者が踊り慣れた盆踊りを披露した。
熱気に包まれた盆踊りはアンコールも含み、1時間以上続いた。東京の盆踊りには欠かせない「築地音頭」や「ホームラン音頭」のほか、「炭坑節」などが和太鼓とともに鳴り響き、参加者は踊りに熱中していた。
境内には、築地銘店会からの特別模擬店が多数出店するほか、ビアガーデンさながらのテーブルやいすも配置し、こちらもにぎわいをみせていた。
7日(最終日)の開催時間は18時~20時。