「ブランディングデザインで日本を元気にする」をコンセプトに活動する株式会社エイトブランディングデザイン(本社:東京都港区、代表:西澤 明洋)は 、ブランディングデザインをサポートさせていただいている株式会社名優(本社:千葉県八千代市、代表:山根 優一)の医療器材の再生処理プロダクトブランド 『SALWAY』で「2024年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)の金賞を受賞いたしました。11月5日に開催された受賞祝賀会では、5,000件以上の応募から選出された上位20作の金賞作品の一つとして『SALWAY』も表彰いただきました。
■グッドデザイン賞金賞受賞/SALWAYブランド概要
2023年6月にローンチした医療器材の再生処理プロダクトブランド。弊社では、戦略からコンセプト、商品政策、ネーミング開発、ロゴ、WEBサイト、ブランドムービー、製品カタログ、輸送箱や展示会のデザインをはじめ一貫したブランド構築をサポートさせていただいています。
※左から:ブランドパンフレット、輸送箱、展示会
『SALWAY』ブランドサイト:https://meilleur.co.jp/salway/
『SALWAY』のブランディングデザイン: https://www.8brandingdesign.com/works/contents/medical/salway/
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
医療器材を洗浄・滅菌し再び使用可能にする「再生処理」で使用する製品セレクトのブランディング。意識や浸透の点で海外に遅れを取っている日本の「再生処理」を更新し先行する欧州基準へ導くことを目的としている。鮮やかな青の矩形とボールド書体によるロゴタイプの要素を輸送箱から製品解説動画に至るまで一貫した展開を行うことで再生処理に関連する商品の信頼性や合理性を的確に伝えている。ブランドサイトに掲載される滅菌技師などの関係者インタビュー記事も非常に丁寧に取材されている。ここからもオウンドメディアを通じた現場の活性化により「再生処理」業界の底上げを目指す熱意が伝わってくる。医療現場の裏側は私たち一般患者からは見えにくい。そういった現場に光をあて、その価値をデザインで向上することに挑む傑出した取り組みである。
▼2024年度グッドデザイン賞受賞ギャラリー/SALWAY
https://www.g-mark.org/gallery/winners/22186
株式会社名優 代表取締役 山根優一氏コメント
(C)日本仕事百貨
医療器材の再生処理は、患者の命に関わる極めて重要な業務です。しかし、日本ではその重要性が十分に認識されておらず、日本は先進する欧州より20年遅れていると言われています。今回の受賞を機に、一人でも多くの方に再生処理の重要性、そして日々奮闘されている現場の方々について知って頂けたら嬉しいです。SALWAYはこれからも、皆さまと共に、日本の再生処理を『再生』していきます。
〈プロフィール〉 1991年生まれ、千葉県出身。千葉大学経済学科卒。2016年4月、株式会社リクルートメディカルキャリアに新卒入社。遠隔医療アプリの営業や、大学病院との共同研究、後継者不在の医療機関への第三者事業承継支援などを経験。その後、2020年4月にPwCコンサルティング合同会社へ入社。ヘルス・インダストリー・アドバイザ リー(HIA)に所属し、製薬会社のシステム導入や、医療機関の経営改善を支援。2021年11月に株式会社名優に入社。中央材料室向けプロダクトブランド『SALWAY』の立ち上げなどを担当。2022年4月より社長室室長。 2024年10月より代表取締役。
株式会社エイトブランディングデザイン代表/ブランディングデザイナー 西澤明洋コメント
医療問題に向き合って作り上げていったブランド『SALWAY』。このような取り組みがグッドデザイン賞で金賞という名誉ある評価をいただけて大変嬉しく思います。ブランディングとしてはまだはじまったばかりのスタート地点だと思っています。正しい再生処理の普及が、全医療機関に進むようにこれからもデザインの側面からお手伝いさせていただきたいと思っております。
〈プロフィール〉 1976年滋賀県生まれ。「ブランディングデザインで日本を元気にする」というコンセプトのもと、企業のブランド開発、商品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行う。リサーチからプランニング、コンセプト開発まで含めた、一貫性のあるブランディングデザインを数多く手がける。主な仕事にクラフトビール 「COEDO」、抹茶カフェ「nana’s green tea」、スキンケア「ユースキン」など。著書に『ブランディングデザインの教科書』(パイインターナショナル)ほか。特集書籍に『西澤明洋の成功するブランディングデザイン』(誠文堂新光社)がある。
■グッドデザイン賞受賞/『産泰神社』『360KYUSU』『はしづめ製麺』
また合わせて安産祈願『産泰神社』、ナナズグリーンティー『360KYUSU』、高級製麺会社『はしづめ製麺』も今年のグッドデザイン賞を受賞。それぞれデザインやブランディングの観点で高い評価をいただきました。
受賞ブランド紹介
安産祈願『産泰神社』神社の本義である「ご祈祷」と「安産祈願」というご利益を軸とした神社全体のブランディング。伝統的を大切にしながらも今の時代感で神社というものをわかりやすく、産泰神社らしく伝えることを目的に、妊婦の方をはじめとする家族を大切に思う人に向けて、柔らかく美しく、そして神社らしい荘厳さを兼ね備え たオリジナルのデザインを考案しました。
グッドデザイン賞受賞ギャラリー 産泰神社
https://www.g-mark.org/gallery/winners/22598
ナナズグリーンティー『360KYUSU』日本茶の楽しみ方に革新をもたらし、日本茶文化を広げるためにデザインされた急須。蓋のスリットが茶漉しの役割を担うため、360度どこからでも注ぐことができ、手入れがしやすいつくりになっています。日本茶をはじめとした世界中のお茶を、どなたでも簡単に、より美しく、一番美味しく楽しむために作られました。
グッドデザイン賞受賞ギャラリー 360KYUSU
https://www.g-mark.org/gallery/winners/23452
高級製麺会社『はしづめ製麺』コスト優位・大量生産が主流の製麺業界の中、1949年創業の老舗製麺会社 「はしづめ製麺」は高品質・多品種小ロット生産で一流ホテルや高級中華料理店から高く支持され、麺の食文化の可能性を広げています。BtoBだけでなくBtoCへも認知を強化し、高品質な製麺と麺料理の奥深さを広く啓発するためコーポレートブランディングを行いました。
グッドデザイン賞受賞ギャラリー はしづめ製麺
https://www.g-mark.org/gallery/winners/23858
グッドデザイン賞について
公益財団法人日本デザイン振興会主催。1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
■受賞記念イベント開催決定!
※画像右上 山根優一氏写真クレジット:(C)日本仕事百貨
この度の金賞受賞を記念して、【グッドデザイン賞金賞受賞特別セミナー】を開催。「ブランディング」や「デザイン経営」を学びたいビジネスパーソンや「ブランディングデザイン」のプロセスを知りたいクリエイターに向けて、『SALWAY』の株式会社名優 代表取締役 山根優一氏と弊社代表の西澤で「SALWAYのブランディングデザインの裏側」に迫るトークセッションを行います。
第53回クリエイティブナイト
グッドデザイン賞 金賞受賞特別セミナー「SALWAYのブランディングデザインの裏側」
【出 演】山根優一氏(名優 代表取締役)× 西澤明洋(エイトブランディングデザイン 代表)
【日 時】12月 6日 (金) 19:00~21:00(18:30開場)
※トークセッション後、1時間ほど交流会を予定
※リアルイベントのみの開催です。オンライン開催はございません。
【場 所】エイトブランディングデザイン(東京都港区南青山4-10-3 エイトビル)
【参 加 費】 2,000円(1ドリンク付)
【定 員】40名 ※先着順
【申込方法】右記URLより申込 https://forms.gle/xhUnq2VirmNBRb2c9
※これまでのクリエイティブナイトはこちら
エイトブランディングデザインについて
エイトブランディングデザインは「ブランディングデザインで日本を元気にする」をコン セプトに、ブランディングデザインのパイオニアとして、企業のブランド開発、商品開発、 店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行っています。
https://www.8brandingdesign.com/