プレスリリース

Snowflake、Microsoftとのパートナーシップ拡大により、Microsoft Azure OpenAI Serviceをセキュアに統合し、OpenAIの最先端モデルへのアクセスを提供

リリース発行企業:Snowflake合同会社

情報提供:




- SnowflakeはMicrosoftとの戦略的パートナーシップを強化し、Microsoft Azure AI Foundry上のSnowflake Cortex AIでOpenAIの最先端モデルを顧客に直接提供
- あらゆる顧客がMicrosoft 365 CopilotおよびMicrosoft 365アプリ内でSnowflake Cortex Agentをシームレスに活用できる新たなネイティブ統合を開始

※本報道資料は米国スノーフレイク社が2月26日に発表した内容の抄訳です。

AIデータクラウド企業であるSnowflake(ニューヨーク証券取引所:SNOW)は本日、Microsoftとのパートナーシップの拡大を発表しました。これにより、企業はSnowflakeのフルマネージドAIサービスSnowflake Cortex AIでOpenAIのモデルを直接使用して、簡単かつ効率的で信頼性の高いAI搭載アプリやデータエージェントを構築できるようになります。Snowflake Cortex AIは、Microsoft Azure OpenAI ServiceをAzure AI Foundryと統合し、OpenAIの最先端モデルをSnowflake内のMicrosoft Azureリージョンで利用できるようにしました。これにより、音声、動画、テキストのリアルタイムでの推論の最適化が可能になります。あらゆるグローバル企業が、SnowflakeのAIデータクラウドの安全な環境内でOpenAIのモデルを搭載したデータエージェントを構築できるようになり、最終的には、ビジネスの時間とコストを削減できます。

Snowflakeの製品担当EVPのChristian Kleinermanは次のように述べています。「私たちは、Microsoftとの長年にわたるパートナーシップを拡大し、OpenAIの最高のイノベーションをお客様に直接提供することで、世界中の企業に簡単かつ効率的で信頼性の高いAIをお届けするという当社の約束をさらに推進していきます。Snowflakeの安全なプラットフォーム上でお客様が直接OpenAIのモデルを利用できることには、計り知れない価値があります。マルチモーダル、エージェント、および会話型のAIユースケースが実現され、ビジネスに大きなインパクトをもたらします」

Azure OpenAI Serviceとの統合を通じて、OpenAIのモデルをCortex AIに導入することで、Snowflakeはデータと同じ統一ガバナンスフレームワーク内で最先端のAIモデルをユーザーに提供するリーダーとしての地位をさらに強固なものにします。SnowflakeのクロスリージョンおよびクロスクラウドのAI推論により、世界中のお客様は、複雑な統合や手動設定を行うことなく、あらゆるクラウドやリージョンからでもOpenAIのモデルにシームレスにアクセスすることができます。モデルへのアクセスは、Microsoft Azureとの緊密な統合を通じて、Snowflakeの強固なセキュリティ保証のもとで保護されています。これにより、どのようなクラウドプロバイダーを利用しているお客様でも、安全な接続が確保されます。OpenAIのモデルは、高度な推論と指示実行機能を備えており、ユーザーは企業データを使用して正確で根拠のあるインサイトを提供するスケーラブルなAIアプリとデータエージェントを迅速に構築できます。Snowflakeのお客様がこれを実現できるのは、OpenAIのモデルがSnowflakeのAIデータクラウドのセキュリティ環境内で実行されるためです。Snowflake Horizonカタログのエンタープライズグレードの強力なコンプライアンス、セキュリティ、プライバシー管理、データ検索、コラボレーション機能がCortex AIにネイティブ統合されていることで、ユーザーはOpenAIのモデルを利用して、ビジネスへのインパクト創出に集中することができます。

Microsoft AI Platformの製品担当CVPのAsha Sharma氏は次のように述べています。「企業は、自社の独自データを活用し、AIの差別化を図ることで、より豊かな体験を世界に提供しようとしています。SnowflakeとAzure AI Foundryの統合を通じたAzure OpenAI Serviceとのパートナーシップにより、両社のお客様が直感的で信頼性の高いアプリ体験をさらに迅速に提供できるようになります。私たちが共有するAIへのデータ中心型のアプローチは、あらゆる規模の企業にとって本番環境での障壁を克服するのに役立ちます」


Azure OpenAI Serviceとの統合によるAIデータクラウドへのOpenAIの導入
MIT Technology Review Insightsの最新レポート、Data Strategies for AI Leadersによると、回答者の59%が、生成AIの導入における課題として、データガバナンス、セキュリティ、またはプライバシーを挙げています。今日の企業にとって、信頼とセキュリティはAIイニシアチブの成功にとって最重要課題です。OpenAIのモデルは、Azure OpenAI Serviceを通じてCortex AIで直接利用できるため、企業はSnowflakeの組み込み型データガバナンス、アクセス制御、監視機能のメリットを生かし、お客様は機密性の高い情報を保護することができます。

AIデータクラウド内でOpenAIのモデルを利用することで、SnowflakeとMicrosoftの両社のお客様は、構造化データと非構造化データをシームレスに組み合わせて、より豊かで魅力的なユーザー体験を提供できるようになります。OpenAIのモデルは、米国の一部のMicrosoft Azureリージョンで利用を開始し、その後に、グローバル展開を予定しています。

OpenAIのモデルに加えて、SnowflakeはAnthropic、DeepSeek、Meta、Mistralなどの主要プロバイダーの多様なモデルを、オープンソース言語モデルおよび埋め込みモデルのSnowflake Arcticと共に提供します。Snowflakeは、Cortex AI内で最高性能のモデルをユーザーがシームレスに利用できるよう注力し、お客様は特定のユースケースに最適なモデルを選択し、柔軟に利用することができます。


Microsoft 365 CopilotとMicrosoft TeamsにSnowflakeのData Agentを導入
今回のパートナーシップ拡大により、SnowflakeはMicrosoftと連携し、Microsoft 365 CopilotとMicrosoft Teamsのエンドユーザー向けにSnowflake Cortex Agentを提供します(一般提供は2025年6月を予定)。Cortex AIを搭載したCortex Agentにより、Microsoftの顧客は、Microsoftアプリ内から自然言語でSnowflakeの構造化データおよび非構造化データと直接やり取りできるようになります。日常的に使用するMicrosoftの主要ツール上で質問をしたり、インサイトを得たりする能力が効率化されます。この統合によってあらゆるスキルレベルのユーザーがAI主導のインサイトを利用しやすくなり、生産性が向上し、企業全体での意思決定が加速します。さらに、開発者はこれらのSnowflakeの機能を、使い勝手が良いREST APIを通じて活用し、Microsoft 365アプリとSnowflake内のデータをつなぐ安全な自然言語インターフェースをカスタマイズして構築することもできます。主要なデータチームやエンジニアリングチームは、Microsoft Copilotを通じてCortex AIを活用し、ビジネスインサイトの創出を加速できるようになります。


詳細情報:
- SnowflakeとMicrosoftのパートナーシップが、顧客のAIジャーニーを加速させる方法をご覧ください。
- SnowflakeのAI利用規約ページで、Snowflakeの顧客データのプライバシーとセキュリティを確保するための、顧客データとAIの安全性に対するSnowflakeの取り組みを紹介しています。
- Snowflakeドキュメントで、Snowflake Cortex AIでグローバルユーザーが利用できる大規模言語モデルと、その地域ごとの提供状況をご確認いただけます。
- グローバル企業がSnowflakeの新しいCortex Agentを利用して、構造化データおよび非構造化データのデータエージェントの未来をどのように切り拓いているのかをご覧ください。
- ebook、Secrets of Gen AI Successで、BayerやSiemens Energyなどの業界のリーダーが、生成AIを使用して、収益を拡大し、生産性を向上させ、エンドユーザーへのサービスを強化している方法を詳しく紹介しています。
- LinkedInX(旧Twitter)でSnowflakeの最新情報やお知らせを発信しています。



このプレスリリースには、明示または黙示を問わず、(i)Snowflakeの事業戦略、(ii)開発中または一般に提供されていないSnowflakeの製品、サービス、テクノロジー、(iii)市場の拡大、トレンド、競争状況に関する考察、(iv)Snowflake製品とサードパーティプラットフォームの統合およびサードパーティプラットフォーム上でのSnowflake製品の相互運用性と可用性についての言及など、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述は、さまざまなリスク、不確実性、前提に左右されます。これには、Snowflakeが証券取引委員会に提出するForm 10-Q(四半期レポート)やForm 10-K(年次レポート)内の「リスク要因」などのセグメントに記載されているリスク、不確実性、前提が含まれます。これらのリスク、不確実性、前提を考慮すると、将来の見通しに関する記述において予想または暗示されている結果と比較して、実際には大きく異なる結果や反対の結果に至る可能性があります。 これらの記述は、初回記述日の時点に限った記述であり、かかる記述の時点で入手可能な情報に、および/または経営陣がかかる時点で抱いていた誠実な信念に、基づいています。法律で義務付けられている場合を除き、Snowflakeには、本プレスリリース内の記述を更新する義務または意図は、一切ありません。そのため、将来の見通しに関するいかなる記述も、未来の出来事についての予測として利用してはなりません。


(C)2025 Snowflake Inc All rights reserved. Snowflake、Snowflakeのロゴ、および本書に記載されているその他すべてのSnowflakeの製品、機能、サービス名は、米国およびその他の国におけるSnowflake Inc.の登録商標または商標です。 本書で言及または使用されているその他すべてのブランド名またはロゴは、識別目的でのみ使用されており、各所有者の商標である可能性があります。 Snowflakeが、必ずしもかかる商標所有者と関係を持ち、または出資や支援を受けているわけではありません。


Snowflakeについて
Snowflakeは、簡単かつ効率的で信頼性の高いエンタープライズAIを実現します。世界最大規模の数百の企業を含めた11,000を超える世界中のお客様が、SnowflakeのAIデータクラウドを利用して、データ共有、アプリケーション構築、AIによるビジネス強化を実践しています。エンタープライズAIの時代が到来しました。詳しくは、snowflake.com

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