日比谷パティオで9月19日・20日、楽しむ農業を体験するイベント「Merry Farming Festa」が開催される。
同イベントは、楽しむ農業「Farming(ファーミング)」をキーワードに日本人が農業に関心を持つきっかけづくりを行う「Farming プロジェクト」の一環で、「笑顔は世界共通のコミュニケーション」をテーマに活動する「MERRY PROJECT」と連携して行う。「知る」「育てる」「つながる」「食べる」をコンセプトに掲げ、1,100平方メートルの場内では各カテゴリーに合わせたコンテンツやワークショップを展開する。
「育てる」では、開催時期が収穫時期と重なることから、農業をシンボライズした「カカシ」を場内中央部に設置し、周りには稲を植えた約100個のカラフルなバケツを配置する。子どもたちによって野菜などの段ボールをリユースしたカカシを積み上げ最終的には高さ4メートルの巨大なカカシに仕上がるという。LEDライトを設置し、日没後には稲の中をホタルが飛んでいるように演出するライティングも行う。
「食べる」では、東京農業大学発のベンチャー企業「メルカード東京農大」によるしょうゆ、ジャム、カムカムドリンクの販売、「知る」では、東京農業大学の教員と学生によるクイズ形式などのワークショップを開催するほか、「つながる」では、フードディレクターの野村友里さんが初監督を務めた「eatrip」の写真展示を行う。
19日14時からは、農林水産省大臣官房政策課長の末松広行さん、MERRY PROJECT代表の水谷孝次さん、Farmingプロジェクト発起人の一木広治さんによるトークセッションも行う。
開催時間は10時~21時。入場無料。