銀座の新名所「ポーラ銀座ビル」詳細明らかに-LED照明による演出も

ビル外観では日没後から24時までLED照明による演出が行われる

ビル外観では日没後から24時までLED照明による演出が行われる

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 ポーラ(品川区)は中央通り沿いの旧ポーラ銀座ビル跡地に10月3日にオープンを迎える新「ポーラ銀座ビル」(中央区銀座1)の内覧会を同1日に行った。

関連画像(ポーラ ザ ビューティー 銀座店)

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 同社が1960(昭和35)年に建設した旧ポーラ銀座ビルは、47年の歴史を経て2007年12月に一時休館。新しく誕生するビルは地上12階、地下2階建てで、「美容」「美術」「美食」の「3つの美」をキーワードに据え、同社が運営するプレミアム・ビューティーショップの旗艦店「ポーラ ザ ビューティー 銀座店」、一時休館していた「ポーラ ミュージアム アネックス」、銀座初出店となる飲食店などが入店する総合施設となる。

 デザインコンセプトは「水」「光」「時」で、女性を輝かせている根源的な存在の「水」「光」に加え、「時」が移り変わっても常に新しい物を作り出していく存在であることを表現。水の滴りをイメージした透明ガラスとマットなアルミパネルから成る縦型のカーテンウォールのファサードが印象的で、日没後にはLED照明による演出も行う。

 地上1階エントランスを飾るのは「ポーラ ザ ビューティー 銀座店」ショップスペース。空間設計はアンリ・シャルパンティエ銀座本店同様、フランス人建築デザイナージャン・フィリップ ニュエルさんが手がけ、日本人女性をイメージした「おしろい」と「口紅」から発想した真っ白な空間にフューシャピンクやルージュの挿し色となるスツールを設置。落ち着きのある空間を演出する。化粧品のほか洋服や小物などのセレクト商品も販売する。地下1階=エステサロンでは、カウンセリングスペース、メイクスペース、個室6部屋を用意する。

 銀座初出店となる飲食店は2階=「日本のティーサロン」をコンセプトに展開する和菓子・茶房「ヒガシヤギンザ」と、11・12階=白金の本店が昨年よりミシュランガイド東京で一つ星を獲得するフレンチ「chez tomo(シェ・トモ)銀座店」。そのほか、4階=データベースを駆使したシステムに沿って、ビジュアルスタイリストが個人に合う眼鏡をセレクトしてくれる予約制眼鏡サロン「MIKISSIMES GINZA(ミキシム ギンザ)」も銀座初出店となる。

 5階~8階=オフィスフロアで、3階=ポーラ ミュージアム アネックスではオープン日より「美術を変えた9人の画家」展を開催。19~20世紀を代表するモネ「サン=ラザール駅の線路」やルノワール「デースの帽子の少女」など9画家、11作品を展示する。開催は10月25日まで。

 オープンを記念し、1階ショップスペースでは淡路島の香司(こうし)とコラボレートした「香り」ブランド「K・O・U(コ・ウ)」のアロマソープ=1,680円、インセンス=1,890円、アロマキャンドル=3,990円などを限定発売する。

 営業時間は11時からで、店舗により閉店時間が異なる。LED照明による演出は24時まで。

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