アップル銀座、初売りに1,000人以上の列-女性4割、購買層に変化

熱気に包まれた店内で手にした福袋「 Lucky Bag」の中身をその場で確認する購入者たち

熱気に包まれた店内で手にした福袋「 Lucky Bag」の中身をその場で確認する購入者たち

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 アップルストア銀座店(中央区銀座3、TEL 03-5159-8200)で1月2日8時より、福袋「 Lucky Bag」が販売され、開店前には元日の昼から並んだ先頭組を含む約1,000人が行列を作った。

関連画像(オープン前の大行列)

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 毎年、オープン後「即完売」となる人気の同福袋。今年はアップルのオンラインストアでは販売せず、全国のアップルストア7店舗のみの販売となったこともあり、昨年の3倍以上となる約1,000人がオープン前に列を作った。例年に比べ女性が増加し約4割を占めたほか、家族連れやカップルの姿も目立った。

 午前8時の開店時には大歓声が上がり、スタッフが拍手で迎え入れる中、待ちわびた人々が続々と入店。ロゴ入りの赤いタグがついた黒いリュックサックに入った同福袋(35,000円)を手にした人々はその場で中身を確認していた。中身はiPod nano、イヤホン、スピーカーなどの限定商品や、iTunesで2009年トップ100に選ばれた曲を全てダウンロードできるスペシャルコードが入った福袋も初登場した。

 中でも盛り上がりを見せたのが、数個のみ用意されたMacBook Pro(13インチ=11万8,800円)の引き換え券が入った「Super Lucky Bag」。当てた男性は「元日の20時頃から並んだ。ゲットできてうれしい。本当に運がいい」と一緒に訪れた仲間たちと大盛り上がりを見せる一幕も。

 販売数は「数百個」で、開店前に整理券が配布された時点で購入できないことが分かり肩を落とす人も多く見られたが、同日限定の初売りセールからさらに値引きした特別価格でMacやiPodを購入できることが担当者から告げられると安堵の表情を浮かべ、ほとんどの人が列から外れずに開店を待ちわびた。

 景気低迷の影響を受け消費者の賢いお買い物術を見込み「お買い得感」を打ち出すデパートが多かった今年の福袋合戦。同店では昨年から続くiPodやiPhone人気の高まりを受け幅広い層にアップル製品が浸透したことも一因となり昨年の3倍以上の行列ができる結果となったようだ。

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