熊本をテーマにした郷土料理店-「天草大王」「六白豚」

和と洋が混ざったモダンを表現した店内

和と洋が混ざったモダンを表現した店内

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 エイチ・ワイ・システム(港区)は9月11日、「幻の水炊き・マロン豚・地焼酎 あまくさ(中央区銀座5、TEL 03-3289-6262)」を銀座・並木通りにオープンした。

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 同社は「食による地方活性化」をテーマに、秋田の郷土料理を提供する飲食業態「なまはげ」、「きりたんぽ」、鹿児島郷土料理「黒薩摩」などを展開しており、同店は「地方活性化郷土料理店 第3弾」として、熊本をテーマに出店。「将来的に25店舗以上展開したい」(同社広報担当者)としている。

 店舗面積は59.4平方メートルで、客席数は30席。内装デザインは商業施設の設計、デザインなどを行う「カームデザイン」(大阪府)が手掛けた。天草がキリスト教など西洋文化と接していたことから、「江戸小紋の麻の葉文様の壁紙を使ったりBGMをあえてジャズにするなど和と洋が混ざったモダンを表現した」(同広報担当者)という。

 同店では、天草地方の地鶏「天草大王」、両手・両足・鼻・尻尾の6カ所が白い黒豚「六白豚」に栗を主に食べさせ、甘味のある肉がとれる「マロン豚」を主に提供する。メニューは、天草大王のおろしポン酢和え(550円)、天草大王の刺身盛り合わせ(1,800円)、長期熟成マロン豚の自家製ロースハム」(900円)などで、熊本の麺料理「太平燕(たいぴーえん)」(950円)なども提供する。コースは4,000円~。

 「地元に近い味を、と何度も試行錯誤を繰り返した」(同店店長の鱒淵信義さん)という水炊きは、天草大王の鶏ガラを煮込んだ黄色いスープが特徴。「塩で食べるのが、評判が良い」(鱒淵さん)という。また、同店オリジナルで、しもん芋(白サツマイモ)の焼酎「天草之虎」(4,500円)も提供する。客単価は5,000円~6,000円を見込む。営業時間は17時~23時45分(ラストオーダーは23時)。無休。

エイチ・ワイ・システム

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