キヤノンギャラリー銀座(中央区銀座3、TEL 03-3542-1860)で7月29日より、俳優・石丸幹二さんにフォーカスした写真家・熊切大輔さんの写真展「演じるコト」が開催される。
1969(昭和44)年新宿区生まれの熊切さんは、学生時代に芸術写真などの写真表現を学び日刊ゲンダイ写真部に就職。その後、フリーとなり現在は雑誌媒体を中心に人物・食をテーマに企業オフィシャル撮影・広告などのジャンルで活動している。
熊切さんと石丸さんとの出会いは1999年にさかのぼる。当時、劇団四季に在籍していた石丸さんとはプライベートで出会ったものの、熊切さんが同劇団のパンフレットの撮影などを手がけていたことも関係し、公私ともに仲を深めていったという。
その後、劇団四季を退団し、1年間の充電期間を経て昨年より再び舞台に戻った石丸さん。同展では昨年1年間に石丸さんが立った舞台「イノック・アーデン」「ニューブレイン」など6作品でさまざまな役柄に挑戦する「パワフルで真っ直ぐな姿」や舞台裏などの表情を収めた30作品を展示する。
熊切さんは「変化し挑戦し前に進み続ける、新たな石丸氏の姿に注目していただきたい。さまざまな舞台で魅せる石丸さんの凛とした表情、動き、歌は見る者の心を深くとらえる。そんな魅力を皆さまにお伝えできれば」と話す。
開廊時間は10時~19時(最終日 は15時まで)。日曜・祝日休廊。8月4日まで。