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銀座線「京橋」駅直結の大型複合ビル着工-緑化空間「京橋の丘」も

地上24階、地下4階からなる最高高さ約125メートルの建物外観イメージ

地上24階、地下4階からなる最高高さ約125メートルの建物外観イメージ

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 東京建物(中央区)は、片倉工業(中央区銀座1)旧本社ビルと近隣ビルを共同開発する「京橋3-1プロジェクト(仮称)」が解体事業を終え、9月末より大型複合施設の新築工事に着手したと発表した。

「京橋の丘(仮称)」イメージ

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 対象となるのは東京メトロ銀座線「京橋」駅に隣接する中央区京橋3丁目1、2番街区で、都市再生緊急整備地区に指定されるエリア。同エリア内に旧本社を構えていた片倉工業と、清水地所(京橋2)に加え、京橋開発特定目的会社、第一生命保険(千代田区)、京橋三丁目特定目的会社、ジェイアンドエス保険サービス(中央区)の6社が昨年10月に共同開発に合意。今年3月には東京都から都市計画決定を受けて開発事業を進めてきた。

 着工したのは地下4階、地上24階建から成る京橋駅直結型の複合施設で、敷地面積は約8,130平方メートル、延べ床面積は11万7,000平方メートル。7階~24階に構える基準階面積約3,400平方メートル以上の大型オフィスフロアを中心に、地下1階~3階に商業施設、3~5階に医療施設・子育て支援施設などを導入することで、「幅広い都市機能を集積する新たなビジネス拠点」を目指す。

 ビル設備には太陽光発電や高効率熱源機器などの省CO2技術を導入し、建物外装には日射を遮る大庇(おおひさし)も。建物低層部分に緑化空間「京橋の丘(仮称)」や環境改善に取り組むセミナールーム「京橋環境ステーション(仮称)」を完備するなど、環境対策に積極的に取り組む。

 竣工は2013年3月を予定。

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