ベルギー生まれのチョコレート店「ピエールマルコリーニ 銀座店」(中央区銀座5、TEL 03-5537-0015)が1月9日、リニューアルオープンした。
リニューアルを記念して銀座店で先行販売する「ショコラ ワンショット」
ショコラティエ、パティシエ、グラシエ、コンフィズールのディプロマを持つピエール・マルコリーニさん率いる同ブランドは1994年に立ち上がり、ベルギー国内で8店舗を展開。自社でクベールチュール(製菓用チョコレート)を製造するなどカカオ豆への「こだわり」が特徴で、甘さを抑えた高級チョコレートブランドとして知られる。
日本初出店は2001年。1号店としてオープンした銀座店は、隣接する4階建てのビル2棟をそれぞれ「アイスクリームショップ」「チョコレートショップ」として営業。カフェスペースで提供する濃厚な味わいの「マルコリーニ チョコレートパフェ」(1,680円)などの人気商品で行列店としても知られてきた。
カフェスペースの充実などを目的にしたリニューアルでは、2棟のビルを中央で「つなげ」、壁やテーブル、イスなど内装を全て「チョコレート」カラーで統一した。
1階ではこれまでのチョコレート、アイスクリームなどに加え新たにパン・オ・ショコラ(チョコレートパン)、ワッフルを店頭販売。対面販売のほか棚にパッケージ商品を並べるなど「ピエールマルコリーニをより身近に感じてもらえるように」工夫を凝らしたという。
2階・3階のカフェスペースには44席を用意。メニューは「ホットチョコレート」(1,155円)、パフェなどの定番に、「ワッフルのチョコレートフォンデュ」(1,155円)、「ショコカルゴ」(399円)などを追加。ドリンクとのセット販売も充実させた。
高級チョコが「ブーム」となる以前、チョコレートカフェの先駆け的な存在としてオープンした同店。今回のリニューアルについて、同ブランドの日本輸入販売元「The Cream of The Crop & Company」(銀座6)の佐伯里可子専務は「カフェを含めて、ピエールマルコリーニをより『身近』なものとして楽しんでもらえる空間づくりをコンセプトにリニューアルした。新しいお客さまにも足を運んでもらえれば」と話す。
営業時間は11時~20時(日曜・祝日は19時まで)。