折り紙の要領で組み立てるペーパークラフトロボット「PABOT(ペーボット)」が現在、東急ハンズ銀座店(中央区銀座、TEL 03-3538-0109)で販売されている。
ペーボットは、子ども向けのしつけ箸「エジソンのお箸」を手掛けるKJC(港区)が4月に発売した新商品。折り紙の要領で紙を折り曲げ、付属のノリで接着しながら組み上げる紙製ロボ。手先を使うことによる「子どもの知能開発」と「お父さんとのコミュニケーション」を目指して開発。今年2月のギフトショーで初披露し、現在は公式サイトとハンズ銀座店のみで販売している。
店頭には、「ガイアード戦争」シリーズより6種類のロボットが一堂に。国同士の戦いを背景にしたシリーズで、両国の王、将軍、騎士などのキャラクターが集う。印刷は金や銀やホログラムなどの技術を使って「メタリック」な質感を表現し、剣や盾などの武器をいろいろなスタイルでロボットに装飾できる点も特徴。体長は27センチ前後で、一体を組み立てるのに4時間程度を要する。価格は1,499円~。
同店での販売は3月26日からスタート。商品開発チームの真下和久さんは「完成体のロボットが紙製だと気付いて驚かれることもよくある」と話し、成人男性が「自分用」に求める姿も見られるという。店頭には全長2メートルの「国王」ロボット「ヴェイルレダー」も展示している。
今後については、「ロボットの世界には5つの国がある設定。別シリーズも順次販売を始めながら、玩具店や家電量販店などに商品展開を広げていく予定」と話す。
営業時間は11時~21時。同店では4月中旬まで販売予定。