JR有楽町駅駅前広場(千代田区有楽町2)で5月30日、森田健作千葉県知事やAKB48の片山陽加さん、中谷明香さんらが千葉県産の旬のトマトや米などを無料配布し、同県の農産物をPRした。
東日本大震災で津波や液状化などの被害を受け、農林水産物の買い控えなどで経済活動でも影響を受ける千葉県。同県が主催し官民一体で取り組む「がんばろう!千葉」キャンペーンの一環で、同県産農林水産物と観光PRを目的に開く。
森田知事は「千葉県産の農産物の安心・安全を取り戻したい。国と一体になってモニタリングして信頼を取り戻したい」と話し、AKB48メンバーで千葉県出身の片山陽加さんと仲谷明香さん、「両親が千葉出身」というテリー伊藤さん、知事と親交が深い京本政樹さんらが参加して、富里市産のスイカを頬張るなど同県の魅力をアピールした。
その後ステージに設けたカウンターで、先着200人を対象にトマト、房州産ヒジキ、多古米、香取市産あやめなどを無料配布。片山さんはヒジキを、仲谷さんはあやめをそれぞれ担当し、2人を見ようと集まったファンや来街者が列を作った。
会場では千葉県産野菜、果物、干物の露店販売も。午前中まで続いた雨がやみ、つかの間の晴れ間が広がった正午過ぎ、会場は香取市の「佐原ばやし」の踊りも披露されるなど、にぎわいを見せた。