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有楽町マリオン、「フランス映画祭」開幕へ-団長はリュック・ベッソンさん

「月曜日に乾杯!」などで知られるイオセリアーニ監督の最新作で半自伝的作品「Chantrapas(原題)」(©2010 Pierre Grise Productions)

「月曜日に乾杯!」などで知られるイオセリアーニ監督の最新作で半自伝的作品「Chantrapas(原題)」(©2010 Pierre Grise Productions)

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 アニメからドキュメンタリーまで、幅広いラインアップで最新フランス映画を紹介する「フランス映画祭2011」が6月23日~26日、有楽町マリオン(千代田区有楽町2)で開催される。

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 ユニフランス・フィルムズが主催し、1993年からフランスの優れた映画を紹介する同映画祭。これまで横浜、東京、大阪などを会場に毎年開催し、ジェーン・バーキンさんを団長に六本木ヒルズで開催した昨年から、今年は有楽町に拠点を移動。「団長」にリュック・ベッソンさんを迎え、長編12作、短編6作を一挙上映する。

 オープニング作品は、ベッソン監督のアニメ作品で「アーサーとミニモイの不思議な国」「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」に続く第3弾「アーサー3(仮)」。8月より有楽町スバル座などでの公開が決定している「この愛のために撃て」(フレッド・カヴァイエ監督)、来年公開の巨匠イオセリアーニ監督の最新作で、映画作りの困難などを描いた半自伝的作品「Chantrapas(原題)」などをいち早く上映する。

 昨年ルイ・デリユック賞新人賞を受賞したレベッカ・ズロトヴスキさんによる、パリ郊外を舞台に家族の死で孤立した17歳の少女を描いた「美しき棘(とげ)」、カンヌ映画祭で仏版ガス・ヴァン・サントとも評されたファブリス・ゴベール監督のハイスクールミステリー「消えたシモン・ヴェルネール」など、期待の新人監督によるフレッシュな作品も。

 会場は有楽町マリオン11階「有楽町朝日ホール」、9階「TOHOシネマズ 日劇」。朝日ホールに併設する有楽町朝日スクエアでは「フレンチシネマカフェ」を展開。限定メニューを提供しながら、ポスター展や上映作品の予告編の上映、サイン会などを行う。関連企画として、シャネル・ネクサス・ホール(銀座3)で6月25日~7月18日、写真展「スタジオ アルクール パリとフレンチシネマ」も開催する(12時~20時、入場無料)。

 鑑賞チケットは、当日一般1,500円ほか。

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