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有楽町に豊岡市アンテナショップ-「コウノトリ」シンボルに環境への取り組みアピール

入り口に大型サイン盤を設置し、コウノトリをシンボルとした環境への取り組みを紹介(画像=ショップイメージパース)

入り口に大型サイン盤を設置し、コウノトリをシンボルとした環境への取り組みを紹介(画像=ショップイメージパース)

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 東京交通会館(千代田区有楽町2)1階に7月8日、兵庫県豊岡市のアンテナショップ「コウノトリの恵み 豊岡」がオープンする。運営は日和山観光(豊岡市)。

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 兵庫県北部に位置し、日本で最後の野生コウノトリの生息地として知られる同市。同店では、絶滅の危機から野生復帰したコウノトリをシンボルに、同市が手掛ける環境への取り組みを物販や展示などを通して紹介。市の知名度向上、地域経済の活性化、誘客促進を図る。

 店舗面積は24.8平方メートル。内装は白を基調に、黒をアクセントに用いてコウノトリをイメージ。入り口横に設置した縦約240センチ、横約210センチの大型サインではコウノトリの舞う姿や巣立ちの様子を示すイラスト、写真を紹介し、店内には城崎温泉や城下町出石のポスターなども貼り出す。

 主な取扱商品は、コウノトリのエサとなる生きものを育てる環境作りに配慮した独自農法による「コウノトリ育むお米」(2キロ1,280円)などコウノトリブランド商品を中心に、但馬牛の精肉や加工品、海産物加工品など約100アイテムをそろえる。消費者の感想や意見などを供給業者へフィードバックする「チャレンジ商品制度」の導入も。

 7月9日には関連イベントとして、交通会館前イベントブースに臨時ショップを開設。コウノトリ、コウノトリを育む農法、城崎温泉などのPR展示を行う。(10時30分~15時)

 コンセプトは「コウノトリを守る豊岡の取り組みに参加すること」と、豊岡市エコバレー推進室の大岸和義さん。「コウノトリが生きていくためには、生き物がたくさんいる田んぼが必要で、そこで取れたお米を買っていただくことは、コウノトリ野生復帰の取り組みへの参加といえる。安心安全なことはもちろん、環境への取り組みに熱心な方々が自然と集まるような店にしていければ」と意気込む。

 同会館には今年4月に「兵庫わくわく館」がオープンしており、「チーム兵庫としてタッグを組み、協力体制を作り上げていければ」とも。

 営業時間は10時30分~19時。

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