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松屋銀座で「ルパン三世展」-祖父江慎さんデザインのオリジナルグッズも

©モンキー・パンチ
©モンキー・パンチ/TMS・NTV

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 漫画「ルパン三世」のアニメ化40周年を振り返る初の本格的な展覧会「ルパン三世展」が8月10日より、松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)で開催される。

「峰不二子 from 1st TV series ルパン展ver.」

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 ルパン三世は、1967(昭和42)年にモンキー・パンチさんが「漫画アクション」(双葉社)に連載した漫画。1971(昭和46)年に初めてアニメ版が放送されて認知を拡大し、3部のテレビシリーズ、映画化、フィギュア化など幅広い展開で現在まで人気が続く。

 アニメ化40周年を記念した同展は、ルパン三世の原作漫画、TVシリーズ、映画作品を一堂に紹介する初の本格的な展覧会。会場は漫画、テレビなどカテゴリーごとにまとめ、モンキー・パンチさんによる原画、アニメーション制作時に作られた企画書や設定書、セル画や宣伝物などを展示する。人気ブックデザイナー・祖父江慎さんが手掛ける会場デザインも見どころだという。

 アニメーション関連展示では、大塚康生さん、大隈正秋さん、宮崎駿さん、高畑勲さんなど、日本を代表するアニメーションスタッフたちが携わってきた「ルパン三世」TVアニメーションシリーズPART1(1971年~1972年)、PART2(1977年~1980年)、PARTIII(1984年~1985年)のセル画約50点を、映像と展示で紹介。吉川惣司監督「ルパンVS複製人間」、宮崎監督「カリオストロの城」など劇場映画の資料も展示する。

 コミック関連展示では、第1話(1967年)や最終話(1981年)の生原稿やカラーの扉絵など、モンキー・パンチさんによる作品約100点を一堂に紹介。アニメ化に向けて制作された「峰不二子の設定資料」「ルパン手足の設定資料」など、ルパンの「裏側」が垣間見える貴重な企画書や資料約40点も公開する。

 会場では、オリジナルフィギュア「峰不二子 from 1st TV series ルパン展ver.」(6,825円)、「扇子 不二子」(1,200円)、「フェイスタオル・ルパン」(1,155円)などの同展オリジナルグッズのほか、「隠れクリアファイル 不二子」(367円)などの祖父江さんがデザインした限定オリジナルグッズ、マグカップ、ポストカード、ステーショナリーなど約300アイテムの関連グッズを販売する。

 開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場料は、大人=1,000円、高大生=700円、中学生以下無料。今月22日まで。

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