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松屋銀座と銀座三越が初のコラボ-「ギンザファッションウィーク」開催へ

佐藤卓さんがデザインした共通ショッパー。「松屋銀座と銀座三越のシンボルマークが並んでいることそのものが一つの『事件』」と佐藤さん

佐藤卓さんがデザインした共通ショッパー。「松屋銀座と銀座三越のシンボルマークが並んでいることそのものが一つの『事件』」と佐藤さん

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 銀座・中央通りに並ぶ老舗百貨店「松屋銀座」(中央区銀座3)と「銀座三越」(銀座4)が10月、創業以来初となるコラボ企画「GINZA FASHION WEEK(ギンザファッションウィーク、以下GFW)」を展開する。

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 今回からメルセデス・ベンツが冠スポンサーとなったアジア有数のファッション振興イベント「Mercedes-Benz Fashion WeekTOKYO」との連動企画として初開催するGFW。「日本人の底力」をテーマに両店が初めてコラボして、日本人デザイナーや日本の生産者や技術を展示・販売を通して支援しながら、銀座地区全体の発展を目指す。

 イベントに向け、共通ロゴ、共通ショッパー、ノベルティを用意。ロゴ、ショッパーのデザインは佐藤卓さんが担当し、「銀座通り側から見た両店の位置関係」として松屋のマークを左に、三越のマークを右に配置した。ノベルティは両店合計で2万円以上の買い物客を対象にしたランチトートで、デザインは冨田靖隆さんが担当。三越トートには馬車モチーフを、松屋トートには貴婦人を配し、セットで共通のストーリーを持たせた。

 期間中、両店の婦人服バイヤーが共同企画したオリジナル商品を販売したり、同日時にイベントを実施したり、共通テーマでオリジナルスイーツを販売したりするなど多彩なコラボを予定。両店が若手デザイナーを起用し、共通のリボンを使ってディスプレーするショーウインドーの「競演」も見どころとなる。

 初コラボに向けて、松屋銀座販売促進部販売促進課の北嶋文雄さんは「80年にわたり銀座でしのぎを削ってきたライバルが手を組むことが大きな話題となり、注目されることで銀座の活性化につながれば」と話す。「商品やウインドーを競い合うことは、仕入れや装飾に携わる現場にとって大きな刺激材料になる。双方にとって商品力・提案力を高めるカンフル剤になる」とコラボ効果に期待を寄せる。

 開催期間は10月19日~25日。

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