ドイツ卸売り大手メトロは9月15日、銀座8丁目に国内初のショールーム「メトロ銀座ショールーム」(中央区銀座8)をオープンした。
メトロ キャシュ アンド キャリーは世界30カ国で約680店のセルフサービス型卸売りセンターを展開。日本法人であるメトロ キャシュ アンド キャリー ジャパン(品川区)は2000年に設立され、飲食店、ホテル、中小食品小売業者など、飲食業に携わる「食のプロ」を対象に登録制の卸売市場を運営。現在までに関東圏に卸売りセンター9店舗、受取専用店2店舗を展開する。
ショールームの出店は国内初。メトロの知名度向上と市場調査を目的に飲食店が密集する銀座エリアへ初進出し、メトロPB商品、コストパフォーマンスの高いワインなどのアルコール類の展示を通してメトロの魅力をアピールする。敷地面積は約46.5平方メートル。
店内にはスタッフが常駐しメトロの活用法を案内するほか、試食会・試飲会などのイベントも開く。毎週木曜日にはメトロ辰巳店(江東区)へ向けて1日6回、シャトルバスを運行する(10月以降は日程変更)。来店時には営業許可証(食品・飲食等)のコピーなどを持参する必要がある。
メトロ広報担当の山上玲さんは「車を持たないお客さまや、これまで交通手段が不便だったお客さまにもお気軽にご利用いただけたら」と話す。「今後も関東を中心に注力していきたい」とも。
営業時間は12時~20時。日曜・祝日・年末年始休業。一般の利用は不可。