銀座ファイブ(中央区銀座5)地下1階のカフェ&レストランフロアに9月26日、月替わりでさまざまな産地・品種の米を提供する和カフェ「ごはんカフェ 銀座ファイブ店」(TEL 03-6228-5543)がグランドオープンした。運営はフードワークス(品川区)。
ごはんカフェは、東京国際フォーラム(千代田区丸の内3)内のカフェとして2006年にオープン。豊富な総菜と炊きたてご飯を提供する店として人気を集めてきたが、今年2月に施設の契約満了に伴い閉店した。
好評だった同スタイルを引き継ぐ形で出店に至った。フードワークスでは銀座ファイブに今年7月、ベトナム料理店「KHANHのベトナムキッチン・銀座999」をオープンしており、「平日はビジネスマンのランチ利用が多いこと」「フロアに和食店がなかったこと」なども出店を「後押し」。昨年渋谷にオープンした「和カフェ くいしんぼう」に続き、同社2店舗目の和カフェ業態となる。
店舗面積は33平方メートルで、席数は50席。内装は、壁などの白と座席のグリーンを基調に、木材の可動式パーティションを用いて「和モダン」をテーマに仕上げた。
ランチでの主力メニューは「主菜とごはんを選べるランチ」(850円~)。魚・野菜・肉などの主菜を常時7種程度用意し、月替わりで内容を変更。ごはんは白米、五穀米、ひじきごはんから選択し、日替わり総菜4種とみそ汁、サラダが付く。現在は「長寿米」として知られる千葉県堀越農場の新米コシヒカリを扱っており、今後月替わりで産地・品種の異なる米を提供していくという。
ディナーメニューでは注文後に米を炊く「土鍋ごはんの夜定食」(1,600円)が主力で、主菜は約15種から選ぶ。単品での総菜(350円~)も用意し、ビール(小=380円)、焼酎(480円)などのアルコール類と合わせて居酒屋利用にも対応する。主要ターゲットはビジネスマン層。客単価は昼900円、夜1,800円を見込む。
レストラン事業部マーケティング制作室の細野真紀さんは「今後もごはんは歯応えや味わいなどで、産地の特徴を押し出していきたい」と話す。
営業時間は11時~23時(日曜・祝日は22時まで)。