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黒田征太郎さん「命について考える」作品展、エルトブ テップ銀座で開催へ

「エルトブ テップ イッセイ ミヤケ/ センバ」でのワークショップの様子

「エルトブ テップ イッセイ ミヤケ/ センバ」でのワークショップの様子

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 「ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE(エルトブ テップ イッセイ ミヤケ) / GINZA」(中央区銀座4、TEL 03-3566-5225)で10月6日より、イラストレーターの黒田征太郎さんの特別展示「きょうも生きている・ヨカッタね」が開催される。

「どちらがスキ」「どっちが重い」

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 黒田さんは1939(昭和14)年大阪府生まれ。米軍軍用船乗務員など多くの職を経て1969(昭和44)年に長友啓典さんとデザイン事務所「ケイツー」(港区)を設立。90年代半ばに野坂昭如著「戦争童話集」に触発されて「忘れてはイケナイ物語り」プロジェクトを発足し、全12話を映像化した。「命の大切さ、尊さ」などをテーマに絵本作品やイラストなどを手掛けている。

 東日本大震災後には被災地でのワークショップやイベントを通して「命について考える」活動を展開している黒田さん。エルトブ テップでは、「今できることは命と向き合うこと、そして皆さんとそれを共有できる場を作ること」との思いで黒田さんと共に同展を企画。同店では「エルトブ テップ イッセイ ミヤケ / センバ」(大阪市中央区)からの巡回展として、「未来へとつながる生命」を中心テーマに黒田さんが描き下ろした水彩画作品60展を展示する。

 開催初日の10月6日には、黒田さんがウインドーディスプレー用の絵をライブドローイングする予定(16時~)。同22日には、ワークショップ「黒田征太郎 絵話(かいわ)教室」を開く(10時~、参加無料、事前に専用サイトで受け付け抽選)。参加者が「それぞれが感じ取る、生きていることへの喜び」を絵で表現する内容で、センバ店での開催時は「『命を考える』という重くなりがちなテーマを、笑いも交えながらつながる命の素晴らしさを伝えていらっしゃった」(コーポレートPRの山本香菜さん)という。

 営業時間は11時~20時。展示は11月9日まで。

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