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創業160年・スイスの老舗チョコ店「ブロンデル」が銀座に世界初の支店

1階ショップ、2階カフェから成る「ブロンデル 銀座」

1階ショップ、2階カフェから成る「ブロンデル 銀座」

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 創業160年のスイスの老舗ショコラティエ「Blondel(ブロンデル)」が1月21日、世界初となる支店「ブロンデル 銀座」(中央区銀座8、TEL 03-6228-5985)を銀座8丁目にオープンした。

量り売りで販売する板状チョコ「マルトー」(関連画像)

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 ブロンデルは1850年、スイスのローザンヌでエドリアン・ブロンデルさんが創業。以来同じ場所、同じレシピでチョコレートを手作りし、伝統的な製法から生まれる素朴な味わいが特徴の行列店として知られる。ブロンデル・ジャポン代表のリュック・レーさんはローザンヌ出身で、幼いころからブロンデルのチョコを食べて育った。成人後、各所にチョコを食べ歩くなかで「ブロンデルのおいしさを再認識」し、「ブロンデルの味を海外に持って行ってみたい」との思いで数年かけてオーナーを説得した。

 2号店となる同店。場所は銀座7丁目交差点近くの花椿通り沿いで、店舗面積は約75平方メートル。「本店の雰囲気を再現すること」が出店条件の一つだったといい、ショップを展開する1階では、濃い茶色の落ち着いた雰囲気の内装にショーケースと、量り売り用のチョコレート「マルトー」を並べる棚を設置。2階カフェでは壁面と天井に明るいシルバーを用い、広いガラス窓と併せて「明るい」印象に仕上げた。カフェの席数14席。

 チョコレートは、本店のマスターショコラティエ、バスチャン・ティボーさんが手作りしたものを輸入して販売。約30種類のフレーバーがある板状チョコを割って量り売りで販売する「マルトー」(10グラム280円~)、長細いクラシックタイプのトリュフ「アンシエンヌ」、人気の「トリュフ」「プラリネ」「コンフィズリー」(以上1粒380円~)などを並べる。2階では1階のチョコレートやケーキを食べることができるほか、15種類のショコラショー(1,200円)などのカフェメニューも用意する。

 メゾン・カイザーとのコラボで、ブロンデルのチョコを使った週替わりパン・オ・ショコラ(340円)も同店限定で取り扱う。

 ブロンデル・ジャポン事業統括ディレクターの親盛ちかよさんは「スイスではチョコレートを日常的に食べる文化が根付いている。気取って入る店ではなく、パン屋や肉屋のように気軽に通ってもらえるような店として定着できれば」と話す。

 営業時間は9時~20時30分。

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