有楽町JR高架下に2月16日、ビックカメラグループの都市型アウトレット専門店2号店「ピックカメラ アウトレット有楽町店」（千代田区有楽町2）がオープンした。

店舗入口には格安商品を並べて「割安感」をアピール（関連画像）

　ビックカメラ各店での展示品、旧モデル、外装不良品などを低価格で販売する「ピックカメラ アウトレット」は2009年10月、池袋に1号店を開業。同店が好評だったことを受け2店舗目として開く同店は、ビックカメラ有楽町店と道を挟んだJR高架下に出店。「品ぞろえの良さ」「新商品」などを打ち出す有楽町店と、「低価格」が売りの同店との連携でシナジー効果を狙う。

　店舗面積は約750平方メートル。高架下の横長空間に地上1階のワンフロアで展開。店内ではカメラ、テレビ、レコーダー、オーディオ、家電、パソコン、携帯電話、電話機、ファクス、事務機器、電池など幅広い商品をジャンル別にレイアウト。特売品はエントランス付近に並べ「割安感」をアピールする。

　接客は、アルバイトを含め40～45人体制で対応。商品紹介に加えて外装不良品などの「現品確認」に力を入れるほか、英語や韓国語を話すスタッフも配置し海外からの利用客にも備える。

　オープン当日は、販売台数が少ない「展示品」を求めて行列もできた。「一番人気」はパソコンで、開店前に発行した整理券で人気商品が完売する一幕も見られた。

　アウトレット商品は仕入れ点数が少ない商品も多く、在庫状況が毎時変化していく。店頭やビックカメラ有楽町店でのチラシ配布に加え、フェイスブック、ツイッターなどで入荷情報を随時配信していくという。

　ビックアウトレット営業部長の松井篤志さんは「今後の売れ行きを見ながら有楽町エリアのニーズを把握し、注力ジャンルなどを調整していきたい」と話す。

　営業時間は10時～21時。