見る・遊ぶ 買う

銀座で日本初「ウォルト・ディズニー展」-ミッキー誕生から私生活まで

約500点の資料を通してウォルト・ディズニーの生涯を振り返る ©Disney

約500点の資料を通してウォルト・ディズニーの生涯を振り返る ©Disney

  • 0

  •  

 ミッキーマウスの誕生からディズニーランドの構想、私生活まで、ウォルト・ディズニーの生涯を振り返る日本初の企画展「ウォルト・ディズニー展」が4月18日、松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)8階イベントスクエアで始まった。

初期のミッキーマウスのコンセプト・アート

[広告]

 主催はNHKプロモーション、ウォルト・ディズニー・ジャパンから成る実行委員会で、生誕110周年に合わせて開催。1901年に生まれ、戦争や不況の時代に育ちながら数々の構想を実現してきたディズニーの生涯を、約500点に上る資料を通して展観する。

 会場は、ディズニーが1928年にミッキーマウスをアニメーションデビューさせるまでの半生を紹介する第1部、「白雪姫」「ファンタジア」「ダンボ」などの作品を通してディズニーが開拓したアニメーション技術を紹介する第2部、ディズニーランドの構想やキャラクター商品など、映画作品を基軸に他分野へと発展したディズニーの世界観を伝える第3部、フロリダへの建設を夢似た実験型未来都市「エプコット」構想を紹介する第4部で構成する。

 アメリカ・ディズニー本社による協力を世界で初めて得て厳選した資料は、セル、ストーリーボード、キャラクターグッズなど約500点。ディズニーの娘ダイアンさんが設立した「ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアム」からは、ミニチュアの家具集めが趣味だったというディズニー自らが制作したミニストーブや家具コレクション、自宅の庭に走らせていた蒸気機関車「リリー・ベル」などが日本初公開される。

 そのほか、会場の各所に手描きキャラクターも登場。日本に4人しかいないというディズニー公認のキャラクターアーティストが手掛けたもので、モニターの下や壁の隙間など会場内に110種類のキャラクターが「隠れている」という。

 物販ブースでは、ミッキーマウスとオズワルドのストラップやマグカップ、さまざまなキャラクターが描かれた100種類のポストカードなどの会場限定グッズ、六本木ヒルズ内ショップと同展のみで販売する110種類のT シャツ、ミッキーとミニーをモチーフにしたモノクロこけし、キャンディー缶などの関連グッズも販売する。

 開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場料は、大人=1,000円、高大生=700円、中学生以下無料など。5月7日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース