プランタン銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-0077)本館地階に10月31日、ピザ専門店「コーノ ピッツァ」がオープンした。
「コーノ ピッツァ」は、コーン型のピザの意味で、世界18カ国で約70店舗を展開している。店舗面積はイートインスペースを含め23平方メートル。店舗は黒と赤を基調にし、「コーノ ピッツァを楽しんでいる人たちの笑顔を大胆にデザインしている」(同点広報担当者村上薫さん)という。客席数は、隣に位置する「クレドカフェ」と共有で20席。
同店のピザはアイスクリームのコーン型で、円錐に巻き上げた半生のハードタイプ生地の中に、チーズ、ソース、具、と9層に具材を詰め、70センチ×70センチの専用オーブン内で焼きあげるもの。コーン型の金具と全体が「メリーゴーラウンドのように」(同社)オーブンの中を約3分で3回転し、ピザがまんべんなく焼けるほか、焼かれている様子を見ることもできる。焼き上げる温度は約300度。
メニューはモッツアレラチーズとトマトピューレが入った「コーノ ピッツァの基本形」という「マルゲリータ」(450円)、マッシュルーム、オニオン、ソーセージなどが入った「カプリチョーザ」(500円)、スパイシーサラミが入った「ピカンテ」(480円)など7種類で、ピザの高さは14センチ。ドルチェタイプピザは、チョコレートソースとカスタードクリーム、砂糖でからめたアーモンドクランチをトッピングした「カスタードクリーム」(350円)、季節のフルーツにヨーグルト風味のクリームを使用した「季節のフルーツ」(380円)など3種類。そのほか、ドリンクのセットメニューなども用意する。
村上さんは「プランタン銀座にはイートインが少ないため、お昼時やおやつタイムに利用できる店であることと、新しいものを発信していきたいということから導入した。11月3日と4日の連休にはかなり混み合い、約200名の利用客があった」と話している。