代々木ビレッジやキッザニア東京を手掛けたUDS(渋谷区)が企画プロデュース・運営を行うサービスオフィス「LEAGUE(リーグ)」(中央区銀座3)が2月18日、銀座にオープンする。
場所は東銀座エリア。これまで旅館として使われてきた建物で、オーナーからの相談を受けて有効活用を検討。「今後ますます厳しくなるビジネス環境で、多様化するこれからの働き方をサポートできるようなワークスペースを作れれば」と、サーピスオフィスにフルリノベーションした。
地下1階から9階までの建物全体を使ったオフィスの複合施設で、延べ床面積約720平方メートル。ビジネスラウンジ、スモールオフィス、パーソナルブースから成り、働き方に応じて空間を選べるのが特徴。
1・2階で展開するビジネスラウンジ(35席、月額1万5,750円)には、一般的な受け付けのほかに入居者間の交流をサポートするコーディネーターが常駐。利用者はSNSを通じて自分の情報を登録し、スペースの利用時にはウェブ上で「チェックイン」が可能。「スタッフもその内容を把握し、普段のコミュニケーションの中で、会員の方がどのようなナレッジを必要としているかなどを聞きながら紹介していきたい」と同社担当者。
スモールオフィスは12室(4階~9階、21.87~26.87平方メートル、月額26万2,500円~)、パーソナルブースは7区画(3階、3.21~7.09平方メートル、月額58,800円~)。各入居者はビジネスラウンジの利用も可能。ほかに、コーヒースタンド&キオスク、キッチン付きラウンジなども用意する。
コアターゲットは30代の代理店や出版社などで働く会社員、フリーランスなどで、「会社以外の名刺を持って場所に縛られずに個人の活動を行っている方」。「ラウンジでは図書館以上、カフェ以下くらいの雰囲気で、対話したり仕事に集中したりできるワークスペースを目指している。ビジネスフレンドとのつながりが今後の仕事には欠かせないと思っているイノベーターの方々には、全てのサービスをフルに使って多くのつながりを生んでもらいたい」とも。
現在、入居者を募集している。