食べる

5県の銘酒を飲み歩き-アンテナショップ激戦区・銀座1丁目の5店が連携

昨年の「酒まつり」開催時の様子

昨年の「酒まつり」開催時の様子

  • 0

  •  

 広島・山形・高知・沖縄・茨城の5県のアンテナショップが集積する銀座1丁目エリアで3月16日・17日の2日間、各店を回って各県の銘酒を1杯ずつ試飲できる飲み歩きイベント「ぶらり銀座一丁目 春の酒まつり」が開催される。

[広告]

 日本3大名醸地の1つとされる東広島市が毎年10月に実施する「酒祭り」を首都圏に向けてアピールしようと、「広島県ひろしまブランド推進課」が企画。「酒は近隣のアンテナショップの取扱商品の中でも特産品のイメージが強く、各県の良さをアピールできる商品」と杉山さん。「店という『点』ではなく、1丁目という『エリア』感をもったイベントになれば」(同課の杉山浩紀さん)と、近隣に構える山形・高知・沖縄のアンテナショップに声を掛けた。

 初めて開催した昨年秋には2日間で約500人が参加。これが各店での酒の販促につながり、昨年11月に新たに銀座1丁目に出店した「茨城マルシェ」も加わった5店で2回目開催を迎えた。

 参加には「酒まつりパスカード」(前売り500円、当日600円)の購入が必要。広島ブランドショップ「TAU」をはじめ、「おいしい山形プラザ」「まるごと高知」「銀座わしたショップ」「茨城マルシェ」で販売。このカードを提示すると各県の銘酒1杯(約50ミリリットル)を試飲できる。スタンプ5つを集めて「TAU」に提示すると、抽選で各県特産品が当たる。

 銘柄は各店が工夫を凝らし、「まるごと高知」では18種類から選ぶスタイルを採用。「茨城マルシェ」では「桜」をイメージした酒を出品するほか、「TAU」では40種類以上の酒を無料で試飲できる。

 「各地域がそれぞれの個性を発揮しながら連携することで、銀座1丁目のエリアが地域の旬の産品や雰囲気を味わえるエリア、懐かしいふるさとを感じられるエリアとして認知されるようになれば」と杉山さん。今後も各店とのコラボは続け、「酒まつりも定番の企画になっていけば」と意気込む。今回は2日間で400人の参加を見込む。

 開催時間は10時30分~17時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース