松屋銀座(中央区銀座3)と銀座三越(銀座4)がコラボして北陸地域の「合繊」をモチーフにそれぞれ企画販売する第4回「GINZA FASHION WEEK(以下、GFW)」が3月20日、開幕した。
GFWは2011年10月、中央通りでしのぎを削る両百貨店が初めて取り組む共同企画として初開催。「銀座から日本のものづくりを応援しよう」とデニムや織物など回ごとにテーマを設けて日本の産地・職人をフィーチャー。オリジナル商品を数多く企画販売してきた。
4回目となる今回は「進化する合繊」がテーマ。ハイテク、「ハイクオリティー」な合繊素材の産地として北陸の福井、石川、富山に着目。婦人服を中心に商品開発、共同イベントを展開する。
松屋銀座では約50ブランド、約90種類を婦人・紳士・呉服・子ども服の各部門で販売。高いプリント技術で作られた商品を紹介するほか、新人テキスタイルデザイナー・藤江珠希さんをクローズアップ。カラフルなテキスタイルをモチーフに、館内・ショーウインドーを彩る。
銀座三越では、光沢感が特徴のトリアセテート素材「トレドライ」(小松精練)や、着物用素材としても知られる「シルック」(東レ)などを使い約50ブランドが商品を展開。スタイリスト辻直子さん、犬走比佐乃さんらによるファッショントークショーも予定する。
営業時間は10時~20時。今月26日まで。