「コメ」に焦点を当て、物販のほか、イートインコーナーも併設する「AKOMEYA TOKYO(アコメヤトーキョー)(中央区銀座2、TEL 03-6758-0270)が4月24日、オープンした。「ロンハーマン」「アフタヌーンティー」などを手掛けるサザビーリーグ(渋谷区)の新業態店。「銀座の米屋で体験する食・住のライフストーリー」をテーマに、コメのほか、調味料や食品、道具類など約6000点をそろえる。
コメは新潟県北魚沼産「コシヒカリ」、山形県黒澤ファームの「つや姫」「夢ごこち」、秋田県産「あきたこまち おばこの匠」、高知県産「天空の郷 ヒノヒカリ」など、玄米やブレンド米など約18種類を店頭精米して販売。オープン限定商品として、「ミナペルホネン」デザインの升に入れた熊谷喜八さん監修によるオリジナルブレンド米も販売する。
利用客にいろいろな品種のコメを少量で購入し、試してもらうことを目指す同店。通気性がいい上に独特の香りが虫を寄せ付けにくい日光ヒノキ素材の「AKOMEYA米びつ」(5キロ用と2キロ用)を用意した。他に5キロのコメが入る「TEMBEA RICE TOTE」やコメを入れて持ち帰ることができるオリジナルデザインの巾着も販売する。
「ほぼ日刊イトイ新聞」とのコラボで「ほぼ日の食」をテーマに、「うちの土鍋シリーズ」「奥の(茶葉)」「広びろ(茶葉)」「広びろ(あたり茶)(粉茶)」「ほんとにだいじなカレー皿」「ノリタケカウンティス(E.P.N.S.)スープスプーン」など、通常「ほぼ日」サイトのみで販売している商品を扱うコーナーも、期間限定で展開する。
店内には27席のイートイン「AKOMEYA 厨房」も併設。「土鍋の白ご飯」「季節野菜の白あえ」「まこがれいのあさり酒蒸仕立て」「ご飯のお供」など、店内で販売する食品や調味料、道具を使ったメニューを用意。「AKOMEYA BAR」では「三千櫻」「龍力」「手取川」「翠露」「神亀」などの地酒のほか、地ビールや日本酒を使ったカクテルや「自家製チーズのみそ漬け」「生けからすみの大根あえ」「ふぐのコンフィークレソン合え」などのつまみを提供する。そのほか、「わらび餅」「おはぎ」「いなりずし」などのテークアウトメニューも。
6~7月ごろからは、食材の味の比較や道具の違いなどの体験ができるワークショップ「利きの会」も開催を予定する。
営業時間は、物販=11時~21時、「AKOMEYA 厨房」=11時30分~22時、「AKOMEYA BAR」=17時~22時。