銀座の「お灸教室」、予約で満員の盛況-お灸の文化伝える

「せんねん灸お灸ルーム」所長の小泉洋一さん

「せんねん灸お灸ルーム」所長の小泉洋一さん

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 せんねん灸(きゅう)ショールーム銀座(中央区銀座5)内にある「せんねん灸お灸ルーム」で開催されている「お灸教室」が、11月末までほぼ予約で満員の盛況となっている。

「せんねん灸お灸教室」でお灸指導を受ける様子

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 同教室は9月まで開いていた「気になるお灸セミナー」に代わって10月からスタートしたもので、現時点では日ごとに「入門編」「くび・肩こり 頭のお灸」「腰痛のお灸」「膝痛のお灸」「女性のためのお灸」「妊婦さんのためのお灸」などのテーマを設け開いている。

 教室の定員は1回5人。参加者は、肘から手までと膝から足までが出せる服装で臨み、もぐさづくり、ツボの探し方、せんねん灸商品の使い方や症状ごとのお灸のコツなど、実際にお灸を体験しながら鍼灸(しんきゅう)師から学ぶことができる。

 教室で使うのは「火を使うお灸」「火を使わないお灸」の2種類。「火を使うお灸」は果物、花、緑茶、香木の4種類の香りから選べる「はじめてのお灸 moxa」や温熱効果が比較的高めのレギュラータイプなどを、「火を使わないお灸」は、発熱剤を使用して衣服の下でも使える「せんねん灸 太陽」を使う。

 せんねん灸お灸ルーム所長の小泉洋一さんは「お灸はもともと、家族や知人たちと、日常のコミュニケーションをしながらリラックスして行う『セルフケア』として普及した治療法だが、最近は『古い』『やけどしそう』などのネガティブなイメージでお灸を敬遠する方が多く、お灸の文化が伝わっていない。この教室を通して、お灸は楽しいという感覚を持っていただけたら」と話す。

 参加費は2,000円。開催日、テーマ、開催時間や申し込み方法などの詳細はホームページで確認できる。

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