銀座ブロッサム(中央会館=中央区銀座2)で 11月6日、同館主催による「銀座ハイカラ寄席」が開かれる。
同催しは「中央区の文化振興の一助とするため、地域の人たちに足を運んでもらいたい」という思いから2012年 4月に第1回を開催したもので、今回が 3回目。三遊亭円楽さん、柳家喬太郎さん、古今亭菊之丞さんが出演した前回は約600人が来場した。
同館窓口では中央区内在住・在勤者に対して割引料金で入場できるチケットを販売しており、窓口では「前回に続いて今回も見ることにした」という声も聞かれるという。同館の菊地さんは「この催しも3回目を迎え、だいぶ地域に根付いてきたという感触がある」と話す。
今回は人間国宝だった5代目柳家小さんさんの孫で、落語のほかにテレビ出演などでも知られる柳家花緑(かろく)さんと、演芸関係の多くの賞を受賞している若手人気真打ちの柳家三三(さんざ)さんが出演。それぞれ 2席ずつを披露する。
「若い人にも人気のお二人の高座を、9月末に改装を終えて照明、音響機器なども新しくなったホールで楽しんでいただきたい」と話す菊地さん。「当日券も出ると思うので、お勤め帰りにぜひ、お立ち寄りください」と来場を呼び掛ける。
開演は19時。料金は3,500円(全席指定)。チケットは、同館窓口、イープラス、チケットぴあなど各種プレイガイドなどで販売中。中央区内在住・在勤者割引の詳細については同館ホームページで確認できる。