モスフードサービス(新宿区)は次世代型ファストカジュアル店舗「モスバーガー銀座カフェ 銀座ナイン店」(中央区銀座8、TEL 03-5568-5067)をオープンした。
同社では、「ファストフードの手軽さでカジュアルレストランの高品質を」という90年代アメリカで生まれた「ファストカジュアル」の考え方が「モスバーガーが従来から目指すスタイルと合致している」(同社広報担当者)ことからファストカジュアル業態への転換戦略を進めており、転換した店舗は通称「緑モス」と呼ばれている。同店は、昨年から展開している緑モスを象徴するフラッグシップという位置づけの「ディック・ブルーナモデル店舗」国立店、江ノ島店に次ぐ3店舗目で、東京23区内では初出店となる。
店舗面積は52.9坪で、座席数は67席。店内は白を基調に、濃い茶色の木目を多用したほか、ディック・ブルーナさんのイラストレーションを看板や店内装飾、小物などに採用しているのが特徴。メニューは定番のハンバーガー類「モスバーガー」(300円)、「ニッポンのバーガー匠味(たくみ)」(580円)や、メーンとミニスープ、ドリンクが付く「デミグラ煮込みハンバーグごはんセット」「サラダ仕立てのタコライスセット」(各880円~)、メーンサラダ、ミニスープ、パン、ドリンクが付く「海老とアボカドのコブサラダセット」(950円)など。スムージーやスイーツなども提供する。客単価は800~900円。
立地を厳選して出店しているディック・ブルーナ店舗を銀座に出店した理由について同社広報担当者は「当初より都心部への出店も希望していたことと、既存の2店舗をご利用頂くお客様などからも『もっとアクセスの良い場所にも出店してほしい』という要望があったから。銀座周辺に『モスバーガー』が少なく、こちらも出店を希望する声が多かったという背景がある」と説明している。
営業時間は、平日=9時~23時、土曜・日曜・祝日=9時~21時。無休。