銀座経済新聞の2013年年間PV(ページビュー)ランキング1位に「銀座に『牡蠣Bar』-『心臓がバクバク動く』生ガキ、『カキに合う』酒も」が輝いた。
年間ランキングは今年1月から12月19日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 銀座に「牡蠣Bar」-「心臓がバクバク動く」生ガキ、「カキに合う」酒も(9/9)
2. 銀座に「原価バー」-ウイスキーだけで100種、高級酒もそろえる(8/12)
3. 銀座で「マンゴーかき氷」今年も-完熟台湾マンゴー丸ごと1個使い(6/25)
4. 銀座に立ち飲み「俺の割烹」-3つ星「麻布幸村」島田博司さん総料理長に(3/15)
5. 福井県のアンテナショップ「食の国 福井館」、激戦区・銀座に出店(4/18)
6. 銀座に「近畿大学水産研究所」-大学直営の人気店、東京初進出(12/4)
7. 有楽町に函館発・洋菓子店「ペイストリースナッフルス」都内初出店(10/18)
8. 銀座に魚介バル「寿 seafood」-元築地勤務の店主、原価率にこだわり(6/24)
9. 築地場外に「東印度カレー商会」-ルーお代わり自由、500円カレーも(2/22)
10. 松屋銀座に屋上ビアガーデン-銀座最大規模、女性ターゲットに(6/17)
1位の「牡蠣Bar」は常時11~12種類のカキと「カキに合う」酒を用意するカキの専門店。掲載当初から多くのアクセスを集め、フェイスブックなどのSNSで多くの人たちに記事が共有されたこともあって年間ベスト1となった。2位の「原価バー」は「入場料」を支払うことで、全品「原価」のメニューをキャッシュオンデリバリーでオーダーできる店。同バーの五反田店は2011年の品川経済新聞年間ランキングの1位となっている。4位にはバリュークリエイトの「俺の割烹」がランクインし、同社系列から 2店舗がランクインした昨年に続き、人気の高さを見せつけた。
アンテナショップが軒を連ねる銀座という場所柄からか、福井県のアンテナショップ「食の国 福井館」(5位)、近畿大学直営の人気店「近畿大学水産研究所」の東京初進出(6位)、函館の人気洋菓子店「ペイストリースナッフルス」の都内初出店(7位)などアンテナショップや地方発の人気店の記事も高い支持を得た。
完熟台湾マンゴーを丸ごと1個使う「銀座・三徳堂」の「マンゴーかき氷」(3位)、元築地勤務の店主が原価率にこだわった魚介バル「寿 seafood」(8位)、築地場外の無料でルーをお代わりできるカレー店「東印度カレー商会」(9位)など「お得感」のある飲食店の記事も好評。
10位は、松屋銀座にオープンした屋上ビアガーデンのニュース。昨年まで営業していた大規模店が今年は営業しないなどの銀座のビアガーデン事情もあり、注目を集めた。
今年は第5期歌舞伎座や京橋「東京スクエアガーデン」などの大規模施設がオープンし、ホテル西洋銀座の閉館、松坂屋銀座店の閉店、名画座「銀座シネパトス」の営業終了などのニュースも目立つ中、「牡蠣Bar」などの個人店を含む飲食店の記事が多くのアクセスを集めた。来年も「伝統」と「モダン」、「大」と「小」が共存する広域銀座圏の楽しさを伝えていきたい。