帝国ホテル 東京(千代田区内幸町1)本館地下1階アーケードに店を構える「マユヤマジュエラー」が現在、「第2回きらきらジュエリー川柳大賞」への応募作品を募集している。
「第2回きらきらジュエリー川柳大賞」の審査委員長で音楽家・エッセイストの森ミドリさん
同店は1923(大正12)年にフランクロイド・ライトが設計した「帝国ホテル ライト館」のオープン時に日本初のアーケード「帝国ホテルアーケード」が開業した際、「スターティングメンバー」として出店した宝飾店。以降、約90年にわたって営業している。
同コンテストでは「ジュエリーにまつわる情景をテーマとする作品」「ジュエリー用語や宝石名を詠み込む、あるいは想起させる内容の作品」を募集。
昨年行われた第1回には383句の応募があり、その中から中原修さんの「家内から パールねだられ 貝になる」が最優秀賞に、三宅由子さんの「40年 婚約指輪 今、小指」が優秀賞に選ばれたほか、阿部紀美子さんの「ダイヤなど 買えぬ過去(むかし)に 倍返し」など5句が入選した。
今年は金賞に「15万円相当のダイヤモンドペンダント」、銀賞に「10万円相当の白蝶真珠ブローチ」、銅賞に「6万円相当のミルキーターコイズペンダント」などの賞品を用意する。
パソコン、スマートフォン、郵送、ファクスで応募することができ、選考は音楽家・エッセイストの森ミドリ審査委員長ほか「きらきらジュエリー川柳実行委員会」によって行われる。
同店を経営する繭山(まゆやま)龍泉堂(中央区京橋2)常務の繭山達也さんは「川柳に詳しい知人から『1人1句の応募だとかえって面白い句がこぼれてしまう』と指摘されたことから、今回は1人3句まで応募できるようにした。大人の遊びとして楽しんでいただければ」と参加を呼び掛ける。
応募期間は8月31日まで(当日消印有効)。応募条件などの詳細はホームページで確認できる。