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「銀座NAGANO」がオープン1カ月-イベントを連日開催

イベントスペース内に仮設のブドウ棚を設けた「銀座でブドウ狩り!」の様子

イベントスペース内に仮設のブドウ棚を設けた「銀座でブドウ狩り!」の様子

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 「銀座NAGANO しあわせ信州シェアスペース」(中央区銀座5)が、オープンして1カ月が過ぎた。

「おやきづくり教室」の様子

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 長野県と信州・長野県観光協会が運営する同スペースは、長野県が2013年3月に策定した「信州ブランド戦略」の一環として開設されたもの。今年の10月26日にオープンして以来、「信州の“しあわせ”を首都圏の皆さんとシェアしていただくこと」をコンセプトに、「モノ」だけが並ぶ単なる物産館ではなく信州の「ヒト・コト・モノ」がトータルで体験・体感できる空間、人と人との交流が深まる空間にしたいと考え、10月27日から連日、さまざまなフェアやワークショップなどのイベントを開催している。

 長野県信州首都圏総合活動拠点の熊谷晃所長は「県庁で定期的にイベントを募集している。『銀座NAGANO』では実施内容をプロデュースし、実際の開催の支援を行うなど県と現地で役割分担しながら協力して行っている。私たち現地だけでは到底行えないボリュームは、このようにこなしている」と、オープン当初より活発なイベント活動を続ける工夫を語る。

 イベントスペースの真ん中に、他のアンテナショップにはない「オープンキッチン」を設けていることを「強み」として、「物販が中心になるのではなく、食文化を中心に実際に信州の『美しくて健康なライフスタイル』を体験しながら人と人との交流が広がることを大切にしいる」同スペース。「おやきづくり教室」などの料理教室や、「信州の健康長寿の秘密に関するレクチャー」を受けながら実際に郷土料理を食すといったイベントは、特に人気があったという。中でも、一人ひとりがブドウ狩りを楽しめるようにしたイベント「銀座でブドウ狩り!」では、イベントスペース内に設けた仮設のブドウ棚に、参加者の若い女性からは歓声があふれたという。

 「オープンして1カ月が過ぎ、都会にお住まいの皆さまは、自分のライフスタイルをいかにすてきなものにするかについての関心や意識がとても高いと感じた。『シェア』というコンセプトにあるように、今後は『こんなイベントを実施してもらいたい!』という要望にも応じて新たなイベントも企画していきたい」と熊谷さん。

 今月も、7年に1度の信州・善光寺の最大の盛儀「善光寺御開帳」の100日前イベント「善光寺からはじまるながの旅」をはじめ、「信州・安曇野アートライン展」「女性のための信州ジビエ」「信州須坂『おやき・ワイン』フェス」などさまざまなイベントの開催を予定している。

 営業時間は 10時~20時。

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