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「銀座 NAGANO」で北アルプス山麓地域のフェア-食・遊び・暮らしを紹介

「信州・北アルプス山麓Week in 銀座」で販売する「オレンジチェリー(食用ほおずき)」(4個=280円)

「信州・北アルプス山麓Week in 銀座」で販売する「オレンジチェリー(食用ほおずき)」(4個=280円)

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 アンテナショップ激戦区の銀座に今年10月にオープンした「銀座NAGANO しあわせ信州シェアスペース」(中央区銀座5)で11月8日、「信州・北アルプス山麓Week in 銀座」が始まる。主催は北アルプス山麓育ち in 首都圏実行委員会。

伝統食のそばおやき「ちゃのこ」(3個=600円)

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 長野県と信州・長野県観光協会が運営する同スペースは、長野県が2013年3月に策定した「信州ブランド戦略」の一環として開設されたもの。ショップスペースには信州の食材や伝統食、地酒やワイン、伝統工芸品や生活雑貨などを取りそろえるほか、イベントスペースや観光インフォメーションコーナー、コワーキングスペースなども併設している。

 北アルプス山麓地域(大町市、池田町、松川村、白馬村、小谷村)では、2006年に「北アルプス山麓農畜産物ブランド運営委員会」を設立。以降、地域を挙げて同地域の農畜産物のブランド化を図る取り組みを進めており、「産地」「安全・安心」「物語性」「独自性」などの認定基準の下、現在までに64品目をブランド認定品に選定。各種イベントへの参加などを通じて、その普及・定着に努めてきた。

 今回の催しもその一環として行われるもので、ブランド認定品をはじめとする「『北アルプス山麓育ち』の逸品」の普及を図るとともに、その産地である同所への誘客を促すことも目的としている。

 期間中は北アルプス山麓育ちの農産物やその加工品などを展示・販売するほか、人気の観光スポットやウインタースポーツの紹介、「田舎暮らし」の案内なども行う。

 展示・販売するのは、大町産ブドウで醸造した赤ワイン「メルローNishina2012」(2,365円)、大町産のコメで醸造した清酒「白馬錦・雪どけ吟醸」(1,512円)、「オレンジチェリー(食用ほおずき)」(4個=280円)、伝統食のそばおやき「ちゃのこ」(3個=600円)など、ブランド認定品27点を含む96点。

 8日・9日は「北アルプス山麓共同フェア」と銘打って北アルプス山麓全体に焦点を当て、10日以降は5つの参加市町村それぞれのフェアを催し、イベントなどを展開する。

 長野県議会議員で同実行委員会委員長の宮澤敏文さんは「北アルプス山麓地域は、美しく雄大な北アルプスの恵みにあふれ、懐かしさを覚える『ふるさと』の景色が広がっている。今回のフェアを通じ、北アルプス山麓地域の『食』『遊び』『暮らし』の魅力を感じていただき、当地域に足を運んでいただければ」と話す。

 催しの時間帯は日によって異なる。今月14日まで。

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