銀座ソニービル(中央区銀座5)の「ソニービル インフォメーションカウンター」に2月17日、「JNTO認定 外国人観光案内所」がオープンした。
「Multi Communication Window」の様子
同所は訪日外国人旅行者の受け入れ環境整備の一環として日本政府観光局(JNTO)の認定を受けた施設で、2015年1月から設置していた「外国人観光案内所」をより充実させたもの。英語による近隣の案内・紹介や、無料Wi-Fi、インターネット情報検索機能、観光案内パンフレットなどの提供を行う。
同案内所横には、「ガイドブックでも知ることのできないような地域や商品等の日本の魅力発信」をテーマとした「Multi Communication Window(以下、MCW)」を併設。
「おすすめ」の日本の地域・商品の魅力を伝える展示や大型ディスプレーによる画像・映像の上映、パンフレットの設置・配布のほか、地方自治体とのタイアップ企画や、季節に合わせたイベントなども展開していく予定。
ソニー企業(銀座4)事業開発室の箭内和久さんは「2020年東京オリンピック開催の決定もあり、官民を挙げて訪日観光客を増やす取り組みが検討される中、弊社のインバウンド施策の一つとして企画した。MCWコーナーを通じて、他の観光案内所とは異なる体験やサービスを提供し、一方通行の情報提供にとどまらず、双方向のコミュニケーションが取れるコミュニティースペースにしていきたい」と話す。
開所時間は11時~19時(13時30分~14時30分、17時~17時45分は閉所)。同ビル休館日は休み。