イタリアントリュフなどの食材を扱う「MUCCINI ITALIA（ムッチーニ イタリア）」（銀座3、TEL 03-3542-1086）が2周年を迎えた。

MUCCINI ITALIAのイートイン・コーナー

　同店は食材専門ブランド「MUCCINI ITALIA」の日本旗艦店。トリュフバター、トリュフ入りのディップ、トリュフオイル、トリュフソルト、トリュフスライスのオイル漬けなどの商品を販売し、全ての商品を試食することができるほか、イートイン・コーナーでは同店で取り扱う商品を使った料理を食べることもできる。

　同ブランドの商品は全てイタリア中部マルケ地方とウンブリア地方で収穫されたもの。同地方はピエモンテ州アルバに並ぶ2大イタリア・トリュフ収穫地方の一つで「品質・収穫量の高さはヨーロッパでも一番と言われる」という。

　同ブランドオーナーのマッシモ・ムッチーニさんは代々ファミリービジネスとして行ってきたトリュフ加工食品の取り扱いを、「マルケ地方の食文化を世界に広めたい」という思いから2008年にブランド化。トリュフの収穫から加工・レシピ作り・製品化までを手掛けている。

　同店はムッチーニさんと12年来の友人であるエム・エム・ジャパン（中央区）の林慈美（よしみ）社長が2013年、同ブランドの日本総代理店として開業した。

　商品は「白トリュフバター/25グラム」（1,404円）、「白トリュフエキストラバージンオリーブオイル/55ミリリットル」（3,996円）、「ビアンケットトリュフ ベルタータソース/50グラム」（2,484円）、「ホール 黒サマートリュフ/25グラム」（5,292円）、「黒サマートリュフリゾット米/200グラム」（4,320円）など、常時17種類～20種類を取りそろえる。

　イートイン・コーナーでは、ランチタイムに「トリュフと2つの目玉焼き」（1,404円）、「黒サマートリュフのタリアテッレとビアンケットトリュフベルタータ又はフォーチーズソース」（2,700円）、「黒サマートリュフのリゾット」（2,160円）などを提供。ディナータイムはランチのメニューに加え「ムッチーニ3種盛り前菜とパン」（1,620円）を提供する（ランチタイムのみ、全てのメニューにグラスワイン付き）。

　林社長は「日本ではトリュフは『高い』『使い方が分からない』などのイメージがあり、まだまだ一般的とは言えない食材だが、トリュフバターやトリュフソルトを使うことで普通の目玉焼きがびっくりするようなごちそうになる。トリュフ加工食品を日常の食卓に取り入れることで、幅広くトリュフの魅力に触れていただければ」と話す。

　営業時間は11時～20時（金曜日は24時まで）。ランチタイム＝12時～14時。ディナータイム＝17時30分～20時。日曜・月曜定休。