イベント専用チケットで参加店を「はしご」できる「新富町はしご酒2015春」が4月18日、東京メトロ・新富町周辺で開催される。
地元店主たちの「もっと新富町の魅力を知ってもらいたい」という会話から生まれた同催しは今回が5回目。銀座、築地に隣接しながら地味な印象のある新富地域での催しだが、今では参加者が700人を超える人気イベントとなった。
参加費は4,500円で、参加店での飲食に使えるチケット9枚が付く。残ったチケットは1枚500円の金券として、5月15日まで参加店で使用できる。
今回参加するのは料亭「新富町 躍金楼」、野菜料理「Coulis(クーリ)」、和食郷土料理「ハントコ・cafe」、ダイニングバー「ぶーみんヴィノム」、「焼肉kazu」、日本そば「更科丸屋」、地中海料理「Dopo Domani(ドッポドマーニ)」、中華料理「三久」、沖縄料理「仲宮里」など19店で、チケットの枚数に応じたフードやドリンクを提供する。
「新富町はしご酒」実行委員会の長谷川聡子さんは「5回目を迎え、イベントへの信頼度と認知度が高まっていることを感じる。『はしご酒』というお酒のイベントだが、参加店は『食』へのこだわりを持つ店が多く、お酒、食事ともにジャンルも多岐にわたっている。定番の企画もありながら、毎回必ず新しい試みを入れるようにしている」と話す。
関連企画として4月1日~17日には新富町内の40店舗が参加する「しんとみの日スタンプラリー」も開催。対象店舗で500円以上の買い物または飲食をするとスタンプ1個をもらうことができ、スタンプ3個で「新富町はしご酒のチケット(4,500円相当)」が当たるくじ引き挑戦権、6個で同ラリーを主催する「新富商栄会」のギフト券500円分を進呈する(100枚限定)。4月13日の「しんとみの日」には、スタンプを3倍分、獲得できる。景品引き換えとくじ引きの期間は同13日~17日。
「『はしご酒』のお客さまは最初にお渡しするメニューをチェックして、回る順番を組み立てて楽しむ積極的な方が多いように思う。グループで回ってシェアしながら飲食するのも楽しい回り方」と長谷川さん。
「はしご酒やスタンプラリーをしながら、小さな街、新富町をそぞろ歩いていただきたい。きっと街のあちこちにある古くて懐かしい雰囲気を楽しんでいただけると思う。皆さまに少しでも愛着を持っていただける街になれれば」と参加を呼び掛ける。
「新富町はしご酒2015春」の開催時間は16時~20時30分。