有楽町朝日ホール(千代田区有楽町2)で4月29日~5月5日、「イタリア映画祭2015」が開催される。
「イタリア映画祭2015」で上映される、エドアルド・ウィンスピア監督の「神の恩寵(おんちょう)」
同映画祭はイタリア映画の新作を紹介する催しで2001年の春から始まり、今回で15回目を迎える。
上映されるのは昨年1月に亡くなったカルロ・マッツァクラーティ監督の遺作「幸せの椅子」、イタリアの映画賞、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で最優秀作品賞をはじめ7部門を制し、米アカデミー賞外国語映画賞のイタリア代表にも選ばれた「人間の値打ち」、昔ながらの製法で養蜂園を営む一家を描いて2014年カンヌ映画祭審査員グランプリを受賞した「ザ・ワンダーズ(仮題)」などの新作14本に加え、旧作1本と短編9本。
同映画祭宣伝担当者は「新しいイタリア映画をバラエティー豊かなラインアップで紹介するこの映画祭は、ゴールデンウイーク恒例のイベント。今回上映する日本未公開作品は2013年以降に製作されたもので、日本を代表する女優の菊地凛子が主演する『ラスト・サマー』の特別上映もあり、皆さまの来場を心よりお待ちしている」と話す。
チケット料金は当日一般1,700円ほか。