熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」(中央区銀座5、TEL 03-3572-1147)で5月19日、「くまもとの新茶フェア」が始まった。
熊本県は、山間地から海岸付近まで県内全域で茶葉が栽培されている全国有数の茶の生産県。JA熊本経済連では、茶の種類、樹齢、栽培方法などについて設けた独自の審査基準をクリアした茶を「くまもと格付認証茶『湧雅(ゆうが)のここち』」の名称で商品化している。
同館1階の特設売り場には「優雅のここち プレミアム」(80グラム=1,620円)、「山そだち」(100グラム=1,080円)などの玉緑茶や、「天草かまいり新茶」(50グラム=648円)、「矢部茶」(100グラム=1,404円)などの釜炒り茶、煎茶の「萌春」(100グラム=1,296円)など約20種をそろえ、「優雅のここち プレミアム」「萌春」「矢部茶」「肥後みどり 舞」の手軽に飲める「一煎パック」も各30袋、限定販売する。
このほか、茶葉を練りこんだ「スコーン(菊池茶使用)」(488円)、「茶られ」(350円)、「茶ドレーヌ」(216円)、「茶そば」「茶うどん」(以上、400円)といった茶を使った食品や、「お茶のおともにおすすめ」の「山蕗(やまぶき)の佃煮」(680円)、「ふきのとう味噌」(590円)、「しいたけ山椒」(750円)など関連商品も用意する。
フェア商品を含む3,000円以上の買い物客・先着100人には「新茶お試しパック」を進呈するほか、同24日12時~16時は、2階ASOBI・Barで「優雅のここち」を無料で振る舞う。
同県東京事務所くまもとセールス課参事の小田明子さんは「霧深い山間地域でゆっくり育った良い芽を摘んで作った『玉緑茶』は、香り高く甘みが強く、コクがあるのが特長。今回のフェアでは、栄養成分がとりやすい『深蒸し』のお茶も多くそろえているので、この機会にぜひ味わっていただければ」と呼び掛ける。
営業時間は11時~20時。25日は休館。今月31日まで。