資生堂パーラー(中央区銀座8)は10月1日、「銀座アヴァンギャルド」のテーマの下、洋菓子シリーズとその包装デザインを全面的に新しくする。
1990年に仲條正義さんを起用してパッケージを全面的にリニューアルした洋菓子シリーズ・包装デザインを、25年ぶりに「時代に即し、個性的にチェンジ」するもの。今回の新デザインも仲條さんが手掛ける。
基調となるカラーは「朗らかさや健康的な明るさが求められる時代を意識した」青、白、赤の3色で、これまで使ってきた金色に替えて要所に黒を使用している。
洋菓子商品は「チーズケーキ」(918円~4,428円)、「花椿ビスケット」(1,620円~2,700円)、「ビスキュイ」(1,620円~3,240円)、「ラ・ガナシュ」(1,188円~2,376円)など既存のラインアップに、「キャレドゥ」(1,404円~2,808円)、「サブレ・オ・フロマージュ」(1,350円)の2つの新商品が加わる。
商品の中身についても「より質の高い素材の追求」「レシピの見直し」「個包装やスライスによる食べやすさへの配慮」を行ったという。
同社の鈴木真社長は「若い方から年配の方、海外の方にも愛していただけるようなパッケージデザインの、これまで以上に本物を追及した洋菓子に仕上がった。銀座から『若さあふれるブランド』の『美しい味』をお届けできれば」と話す。