チョコレートメーカー、リンツ&シュプルングリー(本社=スイス)は2月14日、アジア初の店舗となる「リンツショップ 銀座店」(中央区銀座7、TEL 03-3569-2021)を銀座・並木通りにオープンした。
同社は1845年に創業され、チョコレート製造の際なめらかになるようスクリューを回転させチョコレートを練り上げる機械「コンチェ」を発明したことや、スイスの食品産業で初めてISO9001による品質保証システムを認証された企業としても知られる。現在は世界70カ国以上に店舗を展開。
同店はアジア地域初の店舗で、日本における旗艦店となる。店舗面積は約20平方メートル。内装は「銀座の立地に合わせたシックな内装」(同社)。店内は左右に天井までの高さがあるブラウンのラックを配置し商品を陳列したほか、店内奥にトリュフなどが入ったショーケースを設置しアイテムを見やすく展示している。
商品は、アーモンドの香りのリキュール、アマレットが入った「Truffles Amaretto」ホワイトトリュフマスとコーヒートリュフマスを配合した「Truffles Tiramisu」、シャンパンが入った「Truffles Marc de Champagne」に加え、「Dark Truffles」「White Truffles」「Milk Truffles」(すべて1個300円)の6種類をアジアでは同店のみで取り扱うほか、「Truffles 70% Limited Edition」(1,050円)を世界で同店でのみ販売する。また、定番商品なども取り揃える。
同社海外事業部マーケティングマネージャーのニコール・クンダットさんはアジア初の店舗を銀座に開いた理由について「銀座はニューヨークの5thアベニューのように高級ブランドが集まる『ラグジュリアス』な場所で世界的にも知られていることから」とし、今後のアジア展開については「弊社は日本市場を非常に重要だと捉えており、今後は銀座店の動向を見て展開を考える」と話している。
営業時間は11時~22時。不定休。