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銀座で「版画展受賞者展」 20代中心の若手版画家競演

霧生まどかさんの作品「奴隷巡り」

霧生まどかさんの作品「奴隷巡り」

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 「シロタ画廊」(中央区銀座7)で現在、「第83回版画展受賞者展」が開催されている。

呉窮さんの作品「Noah's Boat」

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 同画廊では長年、若手版画家の応援・育成のため、一般社団法人日本版画協会が主催する「版画展」受賞者の個展を開催してきた。2011年からは受賞者を対象としたグループ展形式としている。

 2月24日まで開催していた前期は「準会員受賞者展」として、斉藤里香さん、中村美穂さん、坂井孝祥さんら同協会準会員5人の作品約20点を展示・販売した。

 25日から始まった後期は「一般公募受賞者展」として、霧生まどかさん、呉窮さん、中村花絵さん、酒井誠さんら一般公募に応募した中から選ばれた8人による作品約30点を展示・販売する。価格帯は4,000円~25万円。

 同画廊の高嶋麻美子さんは「『版画展』受賞者の作品を見るだけでなく購入することもできる。お買い物などで銀座にいらした際に気軽に立ち寄ってほしい」と話す。

 「一般公募受賞者は20代がほとんどの若手版画作家たちで、木口木版(こぐちもくはん)、シルクスクリーン、銅版画、リトグラフなどさまざまな技法の版画作品を見ることができる。これからの版画界を担っていく作家たちの競演をぜひご覧いただければ」とも。

 開廊時間は11時~19時(最終日は17時まで)。日曜休廊。3月5日まで。

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