銀座経済新聞のリアルスペース「ぎんけいさろん&ギャラリー」(中央区銀座1)で3月18日から、人形作家によるグループ展「桜桃夜曲(おうとうやきょく)」が始まる。
人形作家の朱宮垂狐(あけみやすいこ)さんの呼び掛けに江畑真衣さん、小川(ちいかわ)クロさんが応えたことで実現した同展。
人形制作を始めて4年に満たない朱宮さんは、初めて作った人形や「花の妖精」をイメージした人形、オブジェ人形など8体を出品。
2003年から創作活動を始めた茨城県在住の江畑さんは、クモをイメージした人形や、「姉弟」の設定の人形など7体を出品する。
兵庫県在住の小川さんはすでにイラストやフィギュア原型製作などで活躍しているが、都内での人形作品の展示は今回が初めて。「美少年」の新作人形5体を出品する。
同ギャラリーでの展示は初めてとなる朱宮さんは「少人数のグループ展に参加するのは今回が初めてで、緊張している。愁いを帯びた雰囲気が印象的な作品を作る江畑さんや、若いながらも1体1体個性のある少年人形を作る小川さんという力強い2人と展示できることがうれしい」と話す。
「今回、合計で約20体の創作人形を展示するが、1体1体異なる魅力があるので、創作人形を鑑賞したことがない方にも気軽に来場いただき、まずは人形たちに会っていただければ幸い。いろいろな角度からご覧いただき、写真だけでは分からない人形たちのさまざまな表情を感じていただければ」とも。作品はいずれも販売を予定する。
開廊時間は13時~19時。日曜・祝日休廊。入場無料。今月30日まで。