銀座経済新聞のリアルスペース「ぎんけいさろん&ギャラリー」(中央区銀座1)で4月12日から、「空想楽園紀行 田中六大・林千絵・山野一/ねこぢるy 3人展」が始まる。
3月に講談社から出版された「うどん対ラーメン」など多くの絵本を手掛けるほか、イラストレーターとしても活動している田中さん、主に小口木版(こぐちもくはん)作品を手掛ける林さん、漫画家の山野(ねこぢるy)さんが一緒に展示を行うのは今回が初めて。
ぎんけいさろん&ギャラリーの三島太郎さんは「それぞれ熱心なファンを持つ3人に『空想の楽園の記録』というテーマでの新作を依頼した。すでにこの3人らしいひねりが効いた素晴らしい新作が何点も上がってきているので、作家のファンの方にも十分に楽しんでいただけると思う」と話す。
出展作品の販売価格は未定だが、3万円~8万円が中心価格帯となる予定。会場では今回の展示を記念して作ったポストカードセットも販売する。
「『面白い』『かわいい』『キュンとくる』『心がざわざわする』など、純粋にビジュアルとして楽しんでいただける絵や版画がそろう。アートファンの方も、アートや美術というジャンルには抵抗があるがきれいなもの・かわいいものは大好きという方も、気軽に会場に足を運んでいただければ」と三島さん。
開廊時間は13時~19時。日曜休廊。入場無料。今月23日まで。