見る・遊ぶ

銀座で動物写真家・岩合光昭さん写真展 リンゴ農家で成長する子猫の姿15点

「岩合光昭写真展 津軽のねこ」の展示風景

「岩合光昭写真展 津軽のねこ」の展示風景

  • 0

  •  

 ノエビア銀座ギャラリー(中央区銀座7)で現在、「岩合光昭(いわごう みつあき)写真展 津軽のねこ」が開催されている。

「岩合光昭写真展 津軽のねこ」の展示風景

[広告]

 1950(昭和25)年生まれの岩合光昭さんは、19歳の時に訪れたガラパゴス諸島で自然の驚異に圧倒されたことをきっかけに、動物写真家としての道を歩み始めた。

 世界各国の自然や野生動物を撮りながら、身近な犬や猫などの動物の撮影も続け、「ニッポンの犬」、「ねこ歩き」、「ネコライオン」など多くの著書がある。

 津軽のリンゴ農家の作業小屋で生まれた5匹の子猫が成長していく姿を撮影した写真集「ふるさとのねこ」に収められた写真から15点を選んで展示する同展。白い花を咲かせたリンゴの木の枝を渡っていく若い雌の猫、摘まれた青リンゴの上であおむけになる猫、赤く熟したリンゴを見上げる猫など、自然の中で伸び伸びと暮らす猫の姿を見ることができる。

 「ふるさとのねこ」の中で岩合さんは「津軽を選んだのは、猫の暮らしを通して日本人の心のなかにある、いわばふるさとを感じ撮影したかったから」と書く。

 「子猫の成長は早く、夏にグンと大きくなる。秋には冬に備えてたくさん食べ、雪深く長い冬を迎える。移りゆく季節の中で猫の家族にも色々なことが起きるが、また春を迎えることができる。農家の方も驚嘆した子猫の生きる力に感じ入る」とも。

 開催時間は10時~18時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。入場無料。7月1日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース