銀座経済新聞のリアルスペース「ぎんけいさろん&ギャラリー」で1月19日、「ねこぢる生誕50周年記念 ねこぢる&ねこぢるy展」が始まる。
ねこぢるさんは1990年、雑誌「ガロ」で漫画家デビュー。猫の姉と弟「にゃーことにゃっ太」などのキャラクターが登場する漫画を次々に発表し、当時のサブカルファンを中心に高い評価と人気を得たが、1998年に31歳の若さで亡くなった。
その後は、ねこぢるさんの夫で共作者でもあった漫画家の山野一(はじめ)さんが、「ねこぢるy」のペンネームを使い、ねこぢる作品のキャラクターが登場する漫画や絵を描くようになった。
「ぢるぢる日記」「ぢるぢる旅行記」などのねこぢる作品原画とねこぢるyさんが描いた絵画作品を展示する同展。初日は亡くなったねこぢるさんの50回目の誕生日に当たるという。
ねこぢるyさんの絵画作品は購入も可能(価格未定)。ねこぢるyさんのデザインによる、Tシャツ・キーホルダー・コットンバッグ・フィギュアなどの「ねこぢるグッズ」も販売する。
「ぎんけいさろん&ギャラリー」の三島太郎さんは「原画は、シンプルなタッチながらインパクトがすさまじい初期作品から完成度の高い中・後期作品まで、『ねこぢるらしさ』がよく出た作品を初公開のものも含め、選んだ」と話す。
「グッズの中でも、『にゃーことにゃっ太』のイラストと中間色の色合いのバランスが絶妙なTシャツは特にお薦め。サイズごとに数に限りがあるので、気になる方は早めに来場いただければ」とも。
開廊時間は13時~19時。日曜休廊。入場無料。2月4日まで。