「Art Gallery M84」(中央区銀座4)で現在、写真展「ロベール・ドアノーなどのヒューマニズム作品」が開催されている。
ロベール・ドアノー、ブラッサイ、エドゥアール・ブーバといった太平洋戦争前後にフランスで活躍した写真家の作品をはじめ、のみの市やカフェを写した作者不詳の作品、クロード・ノリ、クロード・バトーの作品など合計28点を展示・販売する同展。
フランス庶民の日常、女性・子ども・恋人たち、パリの風物などを「極めてヒューマンなまなざし」で捉えた作品が並ぶ。
作品は全てゼラチンシルバープリント。価格は、額装込で5万4,000円~37万8,000円。出展作家の、今では貴重な写真集の初版本なども展示する。
同ギャラリーオーナーの橋本正則さんは「ドアノー、ブラッサイなどフランスのヒューマニズム派ともいえる写真家たちは、何気ない日常をドラマチックに切り取る名手。この機会に、銀塩印画紙上に表現されたヴィンテージプリントの温かさに触れていただければ」と話す。
開館時間は10時30分~18時30分(最終日は17時まで)。日曜休館。入場料は700円。5月20日まで。