中央区観光協会(中央区築地1)は3月15日、「おはこ十八景」と「夜景八選」を選定した。
おはこ十八景は、1982年に区内の名所や特色ある街並み、年中行事などの中から区民の投票によって選ばれた「中央区八景」から25年以上が経過したことや、今年3月に中央区制が60周年を迎えることから、投票を参考に新たな「十景」を選び、現在の八景に加え「十八景」として選定したもの。
名称は、江戸歌舞伎発祥の地である同区の「特性を生かし」(中央区観光協会事務局)歌舞伎十八番の「おはこ」にちなんで付けられた。
今回新たに選ばれた景観は、隅田川にかかる中央大橋や勝鬨橋などの隅田川8橋、築地本願寺、日本橋の三井本館と三越日本橋本店、日本橋・京橋・銀座中央通りなどの10カ所で、1982年に選定された場所は歌舞伎座、銀座、朝の築地市場などの8カ所。「夜景八景」には、日没から22時頃までライトアップされる銀座4丁目の和光や東京湾大華火祭、日本橋浜町公園など夜景を楽しめる場所8カ所が選定された。
おはこ十八景と夜景八選を写真と地図で紹介するリーフレットは3月19日から、同協会などで配布する。