版画家たちが作った私家版の本を展示する展覧会「NINE PRESSES展」が4月6日、シロタ画廊(中央区銀座7)で始まる。
坂東壮一さん、柄澤齊さん、山田彩加さんら8人の版画家と1ユニットがそれぞれ版元名を設定し、自作した「本」をその版元の出版物という想定で発表する。
シロタ画廊の高嶋麻美子さんは「会場内には9つのコーナーを設け、各作家が趣向を凝らした従来とは趣の異なった展示。エディション制作を主軸に据える版画家だからこそ作り出せる、世界に唯一の本の世界をご紹介できれば」と話す。
開廊時間は11時~19時(最終日は17時まで)。日曜休廊。4月18日まで。